21,09,25。天才の全盛期。

昨日の深夜に始めた新PCのセッティングはほぼ完了し、今日のnoteは新しいPC環境で書いています。

お気に入りのサイトを周回しログイン状況などをチェックしていてyoutubeにjaco先生の新しい発掘動画がUPされている事に気が付きました。

youtubeチャンネルMusic UniverseによってUPされたのがこちらの動画。
https://www.youtube.com/watch?v=rQ9TeNYFBhE

動画といってもサウンドオンリーですが79年にベルリンで行われたthe Berliner Jazztagにおけるjaco先生のソロパフォーマンスの完全版とのタイトルで先生が精神的に病み始める(？)前の全盛期の凄まじさを収録しています。

4弦フレットレスベースのみで演奏される40分にわたるベースソロパフォーマンスですからベースを弾いたことのない方やjaco pastoriusについて知らない方からすると「…なにこれ？」な音源だとは思いますが、一度でも先生のプレイに憧れた事のあるベーシストやファンであれば宝の山のごとき40分と言えるでしょう。

40年以上前の音源にしては録音状態も極上でソロパフォーマンスという事から先生のプレイがかなり細かいところまで聞き取れる為「エレクトリックベースを変えた男」と言われるJaco先生のプレイがいかにブッ飛んでいたかを聞く事ができます。

今ではJaco先生より上手く早く弾けるベーシストは星の数ほどいますが、「ここまでできるんだぜ」を最初に世界中のベーシストに提示して見せたjaco pastoriusはその輝きを失うことはありません。

「栄光なき天才」を地で行くような人生だった先生の命日(9月21日)から数日後に初めて聞く事となったこの音源に改めて「ああ。俺は先生の音が大好きなんだな…」と思うのでありました。