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20,05,18。家庭用ゲームの思い出⑮

スーパーファミコン購入の理由がドラゴンクエストⅤの発売でしたから、購入当時すでにかなりの本数のソフトが発表されており、まずは既発ソフトを次々と購入していく事に。

印象に残っているのは前回にも書いたロマンシングサガやファイヤープロレスリングでしたが、やり込んだソフトとしてはスーパーマリオカートが思い出されます。

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レースゲームと言えばメガドライブでもアウトラン等が発売されていましたが「競う」と言うポイントにおいてスーパーマリオカートの楽しさは群を抜いていました。コミカルな世界観の割に上達の為にはシビアなテクニックが要求される点や考え抜かれたレース感覚の再現度はさすが任天堂の一言に尽きます。

よりシビアな操作が要求されるタイムアタックで当時の自分的には完璧と思える攻略に成功し「このタイムなら全国でもベスト50、いやベスト20位には入っているのではと思い全国版のタイムアタック記録を調べた所200位以内にすら入っていない事に衝撃を受けた事は今でも忘れられません。

また、前回書いた通り娘がゲームに興味を持ち始めた時期でもありましたから「娘の為に」と言う大義名分のもと購入したソフトもありました。

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マウス同梱で発売されたマリオペイントはマウスに対応したミニゲーム以外にも簡単な操作で音楽を作れるモードなども入っており、それまでは自分の後ろでゲーム画面を見ながら嬌声をあげるだけだった娘(確か幼稚園に入るか入らないかの歳だったと思います)が初めて自らの手で操作するゲームになったように記憶しています。特にマウスを使った操作でプレイできたハエ叩きは当時の娘のお気に入りでした。

現在のようにどこの家にもPCがあるような時代ではありませんでしたから、この歳からマウスに慣れ親しませる事が出来たのは良い事だったと思います。今では社会人としてWEB広告デザインに携わるようになっている娘にはその辺は感謝してもらってもバチは当たらないでしょう(笑)

スーパーと頭に冠が付いていても「ファミリー」の「コンピューター」とはよく言ったものでス-パーファミコンソフトにはプレイヤー本人以外も楽しめる要素が多かったように思います。後にゲームが好きになっていく娘だけでなく、メガドライブ時代にはあまりゲームに興味を持たなかった妻までも自分がプレイしている画面を面白そうに見るようになった事を考えるとやはり任天堂には家庭用ゲームの在り方について確固たる先見の明があったいう事なのでしょう。

自分がスーパーファミコンを購入した時期はゲーム業界最盛期と言っても良かったのかもしれません。当時発売されたソフトの一覧表を見ても相当数の作品が発売されており、RPGの有名所だけでもドラゴンクエストだけでなくファイナルファンタジーにウイザードリィと人気シリーズの新作の発表が目白押しでした。

今にして思えば夢のような新作ラッシュの中発売されたSLRPGに自分は魅了される事になります。

93年に既発のビッグタイトルほど話題となる事なく発売されたそのゲームは「伝説のオウガバトル」と言うタイトルでした。

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