ひとを『嫌う』いうこと。
ひさびさにガツンとキマした。
『ひとを好きになる事と同様に、
嫌いになることも自然なことだということ。』
昔から、私は発達障がいがあり、人と同じように
物事をやることができなかった。
空気が読めず、場違いな発言をしてまわりに
不信な顔をされることも多く、そんな中で、
こんなことをしたら嫌われるってことを
いくつも自分の中に作り上げてきた。
人に好かれる『自分』にならなきゃ。
人に嫌われるってことは、
自分のどこかが『悪い』んだって。
この本は、そんなことはないと教えてくれました。
人は生きていく中で、なんとなく
『嫌い』って感情を抱いていく生き物。
例えば、会ったこともないテレビの人でも、声が嫌い、顔が嫌い、動作が嫌いってことがある。
実際に会えば、そんなことはないのかもしれない。
でも、なんとなく嫌いってこと。
逆も、しかり。
会ったこともない、見たこともない人を、文字や、写真、画像や、ラジオでさえも、好きって思う。
つまりは、嫌われるってことも、好かれるってことも、とても自然なことなんだ。
っていう視点を持つだけで、ずいぶん気持ちが軽くなった。
自分は子どもの頃は、特に人を嫌ってはいけない、人に嫌われてはいけないと考えてストレスを抱えるタイプでした。
あの頃に、この視点を持てていれば、もっと自然に人と付き合えてたのかもしれない。
誰かが僕を嫌っていても、そんな僕が好きだという人もいる。
僕はそんな人たちに支えられて
生きてきてたんだ。
って幸せな気持ちになれました。
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