天使オサムちゃんがあらわれた。たたかう？にげる？【185目】

それは1本の連絡（LINE）から始まった。

オ：宮古行くから飲みませんか？
　　妹さんのお店を予約して欲しい。
　　カウンターでも構わないし、
　　1人でも顔出します。
　　妹さんのお祝いを持っていくので。

オサムちゃんという
先輩みたいな後輩が来島。

私の妹夫婦が経営するお店で
楽しい時間を過ごしました。

オサムちゃんは設備会社を創業し、
現在勢いよく拡大中。

毎月、仕事&ゴルフで来島しているので、
お互いタイミングが合えばという感じ。

そして、会う場所はほぼ妹の店。

私は昨夜、団体の理事会もあり、
1時間遅れての合流。

店のドアを開ける・・・

比較的若い女性客で賑わう店内に
おっさんが1人、リボン付きの大きな袋を
横に座っている。

仕事かゴルフか日焼けで真っ黒。
これはシュール過ぎる・・・

これで1時間も待っていたのか。。

状況がすぐに理解できた。

オサムちゃんがお祝いを渡したい
私の妹が店内にいない。。

私はすぐに妹に電話して店に来てもらった。

その後は感動！？のプレゼント贈呈。

何が凄いって、ただのお店の人と常連客。

まるで、キャバクラの若い娘にでも
ハマったような行動。

オサムちゃんは前回、お店の予約にきた際、
妹が子供（0歳）を抱っこしていたのを見て
お祝いを持って来たとのこと。

そうであっても、リボン付きの大袋を持って、
飛行機で来たのかと思うと・・・

私との仕事の絡みは一切ありません。
利害関係はゼロ。

彼の優しい性格を良く知っているだけに、
計算高いプレゼントでは無いことは明らか。

それにしても、
「人の喜び」に対してここまでできるんだ。

彼曰く、

この商品が、地元で1番ナウいとのこと。
（この表現がナウい！笑）

恥ずかしいから従業員に買って来て貰ったと。

今朝、妹から連絡があった際、
中身を聞いてみると。

おむつケーキだったそう。
大変な喜びようで驚きいっぱいでした。

私にはそこまでは出来ないな・・・
月に1度会うか会わないかの友達の妹の出産祝い。

仮にやったとしても、空港でお菓子を
買う程度でしょう。。

はい、お土産、おめでとう！
わー！ありがとう！てきな台本通り。

最近読んだ「影響力の武器」にこう書いてあった。

贈り物やサービスを喜んで貰えるように考える事は重要。
予想外で親しみが感じられるには、どうしたら良いのか？

これを知って完璧に実践するのとは、
ちょっと別次元な気がします。

計算しての行動と素の行動。

徹底的に計算して素の行動になるまで
落とし込むのか。

もはやそんなレベルでは無いように思います。

なので、

座学ではなく、無償の愛に生きる人の言動に
衝撃を受けて、はじめて変わると思います。

逆に言えば、他人からの愛情に感度高く
気付けるかどうかでしょうか。

それには小さな事への感謝が・・・
全部リンクしていますね。笑

私が覚えている彼の名言。

島外でランチをした際、
私が支払いしようとすると・・・

笑顔で、

ごめん！この店、宮古島のお金は使えないんだ！

と、粋な振る舞いで支払いを済ませました。

私も彼を見習い、これからも
歯車が噛み合っていくような関係を
紡いでいきます。

帰宅してダウン、気付いたら5時前。
そこからその日のnoteを書きました。
その後、頑張ってランニングも！

彼の気持ちに対して、
noteを書く時間を理由に「にげる」は
選択しませんでした。

これはこれ、それはそれ。

ありがとうございました。