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##06 幸せのワーク

扇風機の風がだんだん冷たくなってきてそろそろ秋を探しに行こうかと思っている今日この頃。夏の興奮が落ち着いてきて年末までのカウントダウンが始まりました。あと残り約4ヶ月、年始に掲げたことや、この1年通して自分の中で少し変わってきたことなどを整理したいと思い、一つワークをしてみました。目に止まった方も是非やってみてください。


問1 自分は何をしていたら幸せになるのか。

問2 自分の才能は何か。

問3 その才能を活かせるのはどんな仕事か。

問4 その仕事に就くために今何が必要か。


もし良ければ、このまま続きを読むことなく、実際にこの問を解いてみてほしい。ルールは、必ずこの順番でやること。どうしても難しいな、と感じたら続きにヒントを書いています。


解き方のヒント

もちろん以下は私が実際にやった時に考えたものなので、参考程度に考えてもらってOK◎自分でスラスラあげれる人はぜひスルーして!

問1では、何をしている時に幸せを感じるかを思い出してほしい。
幸せの表現は色々ある。温かい気持ちになるとか、懐かしい気持ちになるとか、単純に楽しい、面白い、ワクワクするとか。それをやっている時に良い気分になることを手当たり次第あげていくのがこのステップ。

問2では、自分であげるのは難しいと思うけど、考え方のヒントとして「もっと上がいる」ではなく「出来ない・苦手な人もいる」を前提にすること。そうすればどんな小さなことでもあげられるはず。多ければ多いほど良いので「まぁ悪くない」と思えるものはあげておくのがベスト!

問3では、一生懸命あげた自分の才能をどんなシーンで使えるか、より具体的にあげてほしい。そのため職種名よりも「作業」で考えるのがポイント!職種名だとその時思い浮かぶものしか出てこないので範囲が狭まってしまう。作業だと捉え方によってどんな職種でもいけるので可能性が広がる。

問4では、捻り出した「作業」をやるために何をすべきかを考える最終ステップ。実際に採用に行き着くための就活のプロセスでも良いし、必要になってくるであろうスキル、もしくは身をおく環境など、より具体的に。ただこの段階でいちいち調べなくてOK!「調べる」をリストにあげるつもりで!


ステップとしては以上。思いのほかたくさん出てきたと思う人もいれば、不安になるくらいの数しか出てこなかった人もいるかもしれない。でも心配しないでほしい、大事なのは数じゃないから。もう一度言うよ、数は重要ではない。

よくこんなワークをやるときに、たくさんあげた人をすごいと褒めて、少ない人には自分をもっと理解するよう鼓舞することがあるけれど、ハッキリ言って無駄だと思う。こういうのは量より質だから。それに高品質であれば自ずと数も増えていく。そうでしょ?だから数えるのは無意味。

ただ最後にもう1つだけオススメしたい問いがある。それは、実際にここまでやった人ならおそらく自然と頭に浮かんでいるはずの、まさにそれ。それは今絶賛頭を悩ませている事柄だったり、ここ数年ぼんやりと考えていたことだったりする。

私の場合のそれは「どんな場所で働くか」。ここ数年ずっと考えてきたことだった。そしてこの答えを導き出すのにとても役に立ったのが、最初にあげた「自分を幸せにしてくれること」。多分言わなくてもなんとなく気づいていると思うけど。


ここまでやってくれた方に、何か種明かしをするとすれば、最初にあげたルールについて。問いの順番を守ってほしい、と言ったのはどうしてなのか。それは、実際に私がやってみて思ったから、なのだけど。

人は何か考えたり思い出したりする時は、直前まで意識していたことに関連することが出てきやすい。今回の場合、もし最初に才能から考えたとしたら、あげること自体が難しい問いである上に、人から見て素晴らしいことだったり、見栄を張れることだったりを考えてしまって、心とかけ離れたことばかりがあげられてしまう。

だけど、この問いの1番の願いは、自分の心と向き合って、心が本当に望んでいるものに気づき、そして心が喜ぶ方向に自ら歩み出すための1歩になること。自分のメモを見てほしい。最初に幸せについて考えたことによって、そこであげられたものに関連することがそれ以降の答えに出てきてませんか?

私は自分でこのワークをしたときに、幸せがついてきていない、と感じました。確かにより具体的にあげていったことで、頭はスッキリしてきたけれど、今抱えている問題と繋がらない。モヤモヤが無くならないんです。

幸せがわかっているから、それがたった一つでもいい。分かっているから、気持ちが晴れるんです。もし今後、このワーク以外でも、何か答えを導き出すことがあったらぜひ、まず最初にあなたの幸せについて考えてください。


最後に、私の導き出した「働きたい場所」をここで発表して終わりたいと思います。4ステップでいったい何をあげてこれになったのか想像してみてください(笑)

私はどんな場所で働きたいのか

自由に音楽が聴けて、美味しい野菜が食べれて、推しのライブにすぐ行けて、本屋や図書館が近くにあって、仕事中にゴロゴロできて、1人で過ごせて、地元から遠くて、海が近くにあって、稼いだお金で生活ができて、新しく始めるスターターになれて、人がたくさんいて活気があって、自由に香りを楽しめて、家族とたまに会える距離で、自分の作品を披露できて、そこにいること自体にとても幸福感を感じられる場所。

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