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鉄のフライパンのジレンマ

鉄のフライパンが欲しい。
定期的に湧いてくるこの欲。
欲しくなる理由は2つ。

  1. 育てる楽しみ

  2. 鉄分が補給できる

1に関しては単純に楽しそう。
凝ったものが好きな自分である、
こういう手間が掛かることが嫌いなわけがない。
段々と馴染んでいくことを考えると魅力的だ。

2に関してはおまけ感覚。
鉄分って意識して摂るのは案外面倒に感じる。
だから普段の調理過程で勝手にプラスされれば楽ちん。
実際、どれくらいの効果があるかは知らないが。

定期的に欲しくなるが、なぜ購入に踏み切っていないか。
その理由も確かにある。
それは、Gのリスクがあるということ。

鉄のフライパンのメンテナンスを調べると、
一般的には油を落とし切らないような状態で保管するらしい。
これがネックなのである。
Gさんは無類の油好きである。
意図的に油が残っている器具を保管しようものなら、
どこからともなく呼び寄せてしまうのではないか。
できることならそれは避けたいところだ。

幸い、今の家ではGは未確認である。
そんなGフリーな家に新たに招き入れたくはない。

ただ、管理方法によってはそのリスクも回避できるようだ。
使用後に油は落とし切ってしまって、
次使う際にしっかりと油を馴染ませる。
一応、運用としてはそれでもいいらしい。

それなら清潔な状態で保管ができる。
手間でリスクを回避するのだ。

物は試し。
リスク回避ルートで運用する前提で買ってみるか。
いつかは使ってみたかったものだし。
丁寧にメンテナンスすれば長く使えるみたいだし。

よし、いいものがあれば購入に踏み切ろう。
理想は叶えるためにあるんだよ。

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