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勝つのは好奇心かそれとも恐怖心か

未確認生物
未確認飛行物体

いわゆるUMAやUFOの類に関するTVがやってた。

昔はこの手の番組が多かった気がするが、
最近はだいぶ減ったように感じる。

なんでも、
映像や合成技術なんかが普及したおかげで、
誰しもが簡単に捏造できるようになったから、
だとか。

昔からUMAとかUFOとかは好きでよく観ていたが、
特別信じていた訳ではない。

どうせ合成だろう、
見間違いだろうとか思っていた。

しかし、
ロマンのある話だなとは思う。

かつてゴリラやパンダもUMA扱いされていたように、
単に生息が確認されていないだけの生物もいるかもしれない。

宇宙人だって、
やすやすと地球人に捕捉されるほど迂闊ではないだろう。

実際のところどうかは知らないが。

でもどこかには存在する。
そう思っていたほうが、
夢があるって話である。

ではもし仮に、
そういうUMAとかUFOとか宇宙人に遭遇した場合、
自分ならどういう行動を取るだろうか。

真っ先に考えられる行動は写真に収めることである。

滅多にお目にかかれない動物を見たら、
写真を撮るのは誰しもがすることだろう。

それが未確認のものならなおさらである。

SNSが普及したこのご時世、
そんな写真が撮れたら世紀の大スクープである。

各メディア、学者、国からコンタクトがあるだろう。
やりようによっては大儲けである。

でもそんな好奇心で写真が撮れるだろうか。

相手が小さくて可愛らしいとも限らない。
獰猛な見た目をしていて自分より遥かに大きかったら?

流暢にシャッターを切っている間に、
向こうがこちらに気づいたら?

襲われる可能性だって大いにある。

そんな風に冷静に考えたら、
恐怖心に苛まれて逃げ出すことだろう。

そう考えたら、
この類の話題はTVで見るに限る。
そう思うのであった。


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