Hello, Work!
Hello, World!
こんな言葉を見たことがあるだろうか。
そのままの意味で捉えれば「こんにちは、世界!」である。
おおよそ普段の生活で言うことはなさそうなフレーズだ。
では誰が使う言い回しだろうか?
ファンタジーもので異世界から来た主人公?
SFもので主人公が作り出したアンドロイド?
それともコメディに出てくるお調子者?
どれもありそう。
しかし、そうではない。
どうやらプログラミング界隈でよく聞く言葉らしい。
プログラミングの超初心者向けの出力練習や、
言語が正しく機能しているかのチェックなど。
そんな時に「こんにちは、世界!」と言うらしい。
なんとも洒落た慣例である。
なぜ急にこんな話題を出したのか。
自分はそっち界隈の人間ではない。
ではなぜかと言うと、似た言葉に昨日触れたからだ。
その似た言葉とは…
Hello, Work!
英語で書くとこうなるのだろうが、
残念ながらカタカナで「ハローワーク」である。
自分は現在休職中の身。
しかし、ようやく次のステップに進む気が少し出てきた。
と言う訳でハローワークに行ってみたのである。
しかし今回はその内容云々ではない。
「ハローワーク」という名称についてである。
ハローワークは元々「公共職業安定所」という名前だったらしい。
しかし名前がお堅いと感じたらしく、
もっと親しみやすい存在となろう!と名称を公募したようだ。
そして、そこで選ばれたのが「ハローワーク」ということだ。
ハローワーク、これをそのままの意味で捉えると、
「こんにちは仕事」である。
確かに職探しをする機関としてのニュアンスは伝わる。
かつ、親しみやすさも演出できているように感じる。
この名称はなかなか傑作なのではないか。
こういうセンスが羨ましい。
こういうセンスを身につける場所はないだろうか。
そう、例えば、
Hello, Sense!(ハローセンス)とか。
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