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親孝行の形はそれぞれ

父親は毎朝散歩をしている。

決まったコースを1時間くらい歩いている。

そんな父親の散歩に参加してきた。

自分ひとりだけ加勢した訳ではない。
妻と母親も加わったのである。

現在、妻と実家に帰ってきている。
予定もなくお昼までの時間を持て余していると、
父親から散歩の誘いがあった。

ちょうど、妻と2人で散歩に行こうとしていたので、
せっかくならと父親の散歩に付いていくことにした。

そのやり取りを聞いていた母親が、
それなら私も一緒に行くとなった。

結局、
父、母、妻、自分の4人で行くことになった。

家を出て住宅街から公園へと抜けていき、
公園の池周りで水鳥なんかを観察したりした。
その後は川沿いを歩いて家へと帰った。

父親が散歩コースのポイントを説明したり、
皆で単に雑談をしたり。
野生動物や雑草の観察をしたり。

実にのんびりとした時間がそこにはあった。

散歩自体ももちろん楽しかったし、
なんだか特別な時間を過ごした気がした。

親孝行として親に旅行をプレゼントしたり、
オススメの家電をプレゼントするような話はよく聞く。

それも間違いなく立派な親孝行だろう。

しかし、
一緒の時間を過ごすのも親孝行のひとつではなかろうか。

両親と妻と自分と。
大切な時間にお金は要らないのかもしれない。

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