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「バチェラー・ジャパン」をいろいろな立場で楽しむ

※ネタバレはありません

今年の夏はじまった、バチェラー・ジャパンシーズン5。
毎週木曜日の夜に数話ずつ更新されるので、これで今年の夏は頑張れそうと、とても楽しみにしていました。

いつも、このシリーズをいろいろな立場になったつもりで見ています。

バチェラーの立場

まず「自分がもしバチェラーだったら…」と想像しながら見ることが多いです。
約20人の女性から一度に好意を寄せられ、最後には1人を選ばなければならない。女性たちとのやりとりを「あ、わたしがバチェラーだったら、今この瞬間、この女性を好きになるかもしれないな」などと妄想しながら見ています。

さらに、女性同士は話すことができますが、同じ立場の男性がいない環境で過ごしているバチェラーは大変だろうな…と思います。特に、まだ女性が多くてみんなのことを知りきれていないのに選ばなければいけないときや、最後の3人くらいに絞られたときは苦しいだろうな、とも。

参加女性の立場

「もし、自分が(参加女性と同世代くらいで)この中にいたら」とも想像してみます。
最初のカクテルパーティーでは、自分から話しかけに行くのか。バチェラーと最初に話すときにまず何を話すか。
他の女性たちとうまくやっていけるかな…この中だったら誰と特に仲良くなりたいだろうか、などなど。

また、最後の方のデートになればなるほど、「何を伝えるか」がより大切になると感じています。そういう状況になったとしたら、どう行動するのだろうか、とも考えてみます。
「限られた時間で自分についてプレゼンする」ような状況でもあると思うので、自分が大事にしているものが案外わかる自問自答でもあります。

坂東さんの立場

全シリーズに出演されている、進行役の坂東さんの立場にもなってみます。
バチェラーや女性たちの緊張を和らげ、ほどよい距離感と包容力で心をサポートしている大事な存在。
「自分が坂東さんだったら…こんなに動揺している女性たちにどんな言葉をかけられるだろうか」とも考えてみます。
案外、職場での自分のふるまい(サポートにまわった方がいいことが多い立場)を振り返る機会になることも。

スタジオで見守る立場

スタジオで見守っている進行役の今田さん、藤森さん、指原さんたちのやりとりも大好きです。
あのツッコミがあるからこそ、「そうか、他の人はこう見るんだ」と他の視点もわかりとてもおもしろいです。

「自分があのスタジオにいたら…どうコメントをするかな」と妄想してみます。「より楽しんでもらえるようなツッコミをしたり、誤解されてしまいそうな言動の出演女性についてフォローしたりできるだろか」と。
結婚を経験した、離婚を経験した、どちらもまだ経験していないなど、経験によってもコメントが変わってくるかもしれないと思います。

バチェラーの母の立場

「大事な息子と結婚するかもしれない女性と会う」母親の立場も想像してみます。
わたしは息子をもったことがないので、想像するのはかなり難しいのですが、「この人は自分の子どもとどんな風に一緒にいてくれるのかな」という視線で、何を見て、何を聞いてみるのだろう、と思いました。

彼女の仕事や趣味の価値観、一緒にご飯を食べたときの所作や、(妄想上の)息子に接する様子などを、同性同士ならではの厳しい目線ではなく、やさしく見てあげられる「母」になれたらいいなと思います。

参加女性の母親の立場

もし、娘がバチェラーの参加女性だったら…という妄想もしてみます。
娘が最後の3人まで残り、バチェラーが家族(=わたし)に会いにくる、となったら?
手料理をふるまえるほどの腕前ではないので、一緒にホットプレートで肉や野菜でも焼こうかな、とか、最近少しはまっている「生春巻き大会」でもやろうかな、いや、もはや外食でいいか! などと具体的に妄想してみます。
6歳からわたし一人で育ててきたけれど、元夫にもそのときは会ってもらった方がいいかな、男性からの印象も聞いた方がいいしね、とまで考えています。

娘がバチェラーに出演することはなくても、これは何年か後にくるかもしれない、娘が一緒になりたいパートナーを連れてきたときのシミュレーションになっています。
そのとき、わたしは娘のパートナーにどんな風に接したらいいかな、とか、どんなことを質問しようかな、などと想像します。わたしが知っている「娘のトリセツ」もぜひ伝えたい。
「一緒に娘を幸せにする」同志として仲良くできたらいいなと思います。

こんな風に、いろいろな想像をさせてくれるバチェラー・ジャパン。
これからも楽しみです。