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心が疲れたときに読みたくなる、片付け本6冊

仕事や家事、育児にと少し疲れた時、わたしはお風呂から出て寝るまでの時間に、片付け本を開くことが多いです。

思えば、中学生のときから、受験勉強の合間に雑誌の片付け特集をながめてはうっとりしていました…。今も変わらず、大好きな時間です。

本屋に行くと必ず、片付け本が並ぶ棚をチェックしていますが、案外持っている冊数は少なく6冊です。理由は、本は何度も読み返すと思うものを買う、というルールがあるためです。
そのため、すぐには買わず、本屋に行くたびに少し立ち読みをさせてもらい、帰宅後も忘れられずやっぱりこれは家に置いておきたい! と思ったものだけが本棚に並んでいます。

片付け本を読むのは、その方の生活に少しおじゃまさせていただくような感覚です。そして、生活する上で大切にしていることを教えてもらえる、とてもありがたい存在でもあります。これまで、それらの本の中からいくつもヒントをもらい、自分の生活を楽しく豊かにしたり、快適にしたりすることができました。

今回は、わたしの本棚にある片付け本をご紹介します。



1)忙しくても毎日をご機嫌に オトナ女子の暮らしレシピ

この本はまさに、何度も本屋で眺めては買わず、毎回「やっぱり買えばよかった」と後悔しながら帰る、ということを5回くらい繰り返してから買いました。心が疲れたときに一番手に取っている大切な本です。
仕事に全力で取り組みながらも、家での時間を楽しむ努力を惜しまないところや、自分の機嫌を日々上手にとっているところにひかれています。

2)ラクに、すっきり、自分らしく 大人の小さなひとり暮らし

ゆくゆくはわたしも娘と離れてひとり暮らしになると思うので、最近は大人のひとり暮らし本も気になっています。この本は、まず表紙に一目ぼれ。細部にセンスが光る素敵なお部屋をながめては毎回うっとりしています。
ご自宅でもお仕事をされているそうですが、それを感じさせないくらいスッキリ。こんな部屋に住みたい!

3)自分らしく、ひとりで暮らすということ

こちらもひとり暮らし本です。2020年10月に出た本で、40~60代の方たちの暮らしが新型コロナウイルスの影響を受けてどのように変化したのかについても紹介されています。
在宅でお仕事をされている方も多く、なかなか対面で人と会えない日々が続くなかでも健やかな心身を保つ工夫がとても参考になります。いつかくるであろう自分のひとり暮らしに向けて、不安を少し減らせるような本でした。

4)狭い部屋でもスッキリ片づく ふたり暮らしのつくり方

わたしは娘と二人暮らしなので、パートナーと暮らしている方の片付け本もよく読みます。「2人で同じ空間を心地よく使い、仲良く暮らす」コツを教えてもらうことが多いです。
我が家も同じくらいの広さの2DKに住んでいるので、とても参考になりました。同じ空間で相手の気配を感じながら、それぞれの時間ややりたいことも大切にして暮らすこと。娘との暮らしの中でわたしも一番大切にしています。

5)余白で叶える、スッキリ空間 わたしの「狭い暮らし」ルール

狭い空間でも広く感じられるような空間づくりや収納術がたくさん紹介されています。
我が家は今、食器棚の買い替えまたは改善と、ワークスペースの改善を検討しているので、いろいろな方の工夫を知ることができてありがたい本。

6)整理収納を仕事にする 片づけのプロ10人に聞く、暮らしと人生の整え方

片付けをお仕事にされている方たちのコミュニケーションのコツなど、仕事術を知ることができる本。上の5冊とは少し内容が異なります。
わたしも整理収納アドバイザーの資格を持っていますが、お客様の家を片付ける仕事はしておらず、時々、友人宅を片付けに行かせてもらうくらいです。でも、片付けについては何らかの形で関わり続けていたい、発信もしていきたいと思っています。
実際にプロとして活躍されている方たちの活動や働き方を知ることで、自分が今後どんな風に片付けに関わっていきたいのかを改めて考えることができました。


同じ片付け本を何度読んでも飽きることがないのは、都度、気になる部分が違うから。今日は食器棚だけど、明日はクローゼット、あさっては掃除の仕方…というように。
どこが気になるかを知り、自宅を改善したい気持ちがむくむくと湧き上がってくる、その瞬間、もう心はかなり元気になっています。

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