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入ってくる情報量が自分にとって心地よい量になるよう調整する方法

わたしたちは、日々大量の情報を受け取りながら生活しています。
家を出なくても、スマホやパソコンを開けば、外に出る以上の情報量が流れ込んできます。

なんて贅沢な環境なんだろう、と思います。

新型コロナウイルスの影響でリモートワーク中心の働き方になってから、人と直接会うことで得ていた情報はほぼなくなりました。
わたしにとって、職場などで人とちょっとした話をすることは「本屋さんに行き、自分が思ってもいなかった本と出会う」のと同じくらいの大きな刺激になっていました。もちろん、心をラクにしてくれる時間でもありました。

そして、対面コミュニケーションが減った分、一気に増えたのはデジタルなコミュニケーションです。これらは相手の「空気を読む」ことが難しいので、つい「すぐにこたえなくては!」と思ってしまい、疲弊してしまっていた時期もありました。

コロナが収束・終息してからも、わたしの職場では基本的にリモートワークが続きます。そのため、この新しい生活のなかで自分に入ってくる情報量が自分にとって心地よい量になるよう調整しておくことが大切なのではないか、と思いました。

具体的には、以下のようなことをしました。

スマホの通知設定の整理

仕事で使用しているSlackの通知がこれまでの5倍くらい飛んでくるようになったので、必要なものだけに絞りました。また、プライベートで使うLINE(相手によって通知設定を変更。わたしの場合、通知されるのは2人だけです)やその他のアプリの通知もほぼ切りました。
これによって、自分に無関係な通知の内容を確認する時間が減り、必要な連絡を見逃さずにすむように。

LINEの友だちリストの整理

日々やりとりしている人のみ表示されている状態にしたら、5人くらいになってしまいましたが…とてもすがすがしいです。
非表示リストに入れている人に連絡をとる必要は、年に数回あるかないかなので、連絡するときにリストに戻し、やりとりが終わったらまた非表示にしています。

見るニュースと時間を決める

新型コロナウイルスの情報からしっかり事実を知り、対策をし、ウイルスへの恐怖を感じて過ごすことはもちろん大切です。ですが、その状態で長く過ごし続けることは決して、自分を守ることにはならないと思っています。
コロナ禍で厳しい状況が続くなかでは、ニュースを見続けていることは誰にとっても大変なこと。そのため、ニュースについてはその日の要点だけ頭に入れたら、あとはもう「見過ぎない」「ネットで検索し続けない」ようにしています。

最大限の対策をしてたまには対面で人に会う

これはもちろん、積極的に会食するという意味ではありません。お互いがマスクをしたまま一緒に散歩をする、という会い方だってあります。
どれだけLINEなどのツールでやりとりをしていても、相手に会って顔色や声のトーンから感じられる情報は得にくいです。

今、これを書いているときは東京で緊急事態宣言が出されていますが、解除されたら大事な人にはしっかり感染対策をした上で会いに行きたいと思います。

楽しいと感じる情報に積極的に触れる

厳しい状況だからこそ、好きなドラマを見たり、本を読んだり、音楽を聴いたり、ゲームをしたりする時間を作ること。
「楽しい」と感じるエンタメに積極的に触れることで、心を明るい方へ向けることが、とても大切だと思っています。

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