玄米について

玄米とは、精米していないお米のことで、
お米には、米ヌカの部分(表皮・胚芽)に約95%の栄養分が含まれています。
白米だけを食べている人は、約95%の栄養を捨てているようなものです。

注目しないといけない点は
「玄米は生きている」という事実。
白米は水に浸けたり、まいたりしても腐るだけ。
玄米を水に浸すと発芽するのです。

玄米には、カルシウムに食物繊維、微量ミネナルなど
さまざまな栄養素が含まれています。
炭水化物やたんぱく質は白米とそう変わらないですが、
血液をつくるのに必要なビタミンB群や鉄などは、
白米に比べ豊富に含まれています。
ナチュラルフードや健康食と言われるのは
このようなことが挙げられます。
ただ、玄米にはメリットとデメリットがあります!

詳しく説明していこうと思います♡


🤎玄米のメリット
・血糖値の上昇を抑制する


・脂肪分解酵素を活性化する

・便秘解消
食物繊維が白米の6倍。
食物繊維が腸内で水分を吸って排便を促します。

・美容効果
玄米には「Yオリザノール」という成分が含まれているため
血糖値を下げるとともに、良く噛まないと呑み込めないので
ダイエット効果があると言われています。

・食養生におすすめ
玄米には、ビタミン・ミネナルが豊富で、
栄養バランスが素晴らしい食品です。
生活習慣病や糖尿病の予防になると言われています。

・アンチエイジング
人間も酸化し錆びていきます。
老化現象の主な理由が肌サビ。
肌のしわが気になり、シミが増えてきた…
そんな症状が加齢とともに現れてきます。
玄米に多く含まれる、ビタミンEには
抗酸化作用があり、それらを防いでくれるのです。

フィチン酸には、抗酸化作用のある物質があり、
活性酸素の生育を抑えたり貧血を予防する効果がある。
みそ汁に旬の野菜をたっぷり入れて食べると健康食になります。


🤎玄米のデメリット
・残留農薬が多い
昔ほど、農薬は使用されていませんが、残留農薬は避けたいですよね。
残留農薬が一番多いと言われるのは「モミ」の部分。
玄米は、そのモミの部分の中身です。
残留農薬を避けるには、農薬不使用の玄米がオススメです。

・消化に悪い
胃腸が弱い人、高齢者、幼児、胃腸の疾患時は控えた方がいい場合もあります。
食事時間が取れない方や早食いの方には、オススメできません。
よく噛んで食べる。
40回を目安に噛んでください。


玄米を食べて合わないと感じる人は、
玄米を食べて便秘になった、胃が重くなったという体感があるようです。
これは個人の体質による違いもあるので、
自分に合うか合わないかは1週間以上食べてみないと判断しにくいです。
玄米生活を始めたいと思った人は、
まず試してしばらく様子を見ること。
時々取り入れたいという人は、咀嚼をしっかりしたり、
柔らかく炊く工夫をするなどして、白米との違いを味わってみてください。

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