スマホ依存脱出計画。
1日6時間。
クイズです。さてこれは、なんの数字でしょうか。
睡眠時間?
いいえ。
お恥ずかしいかな、
私の先週の平均のスマホ使用時間です...。(ちなみに完全にプライベートのみの利用...)
Xで何か、大層なことを呟いているかといえばそんなこともなく、ほぼ見る専だったし、LINEがたくさんきていたかと言われるとそうでもないけれど...
とにかく、「なんとなくスマホを開く」がもう習慣化してるのかなと思いました。
なぜか先週は眠りが本当に浅かったのですが、
深夜0〜2時くらいのスマホ徘徊(XやInstagram、YouTube)がやめられなかったことを思い出し、「それじゃん!」と。
眼精疲労が心配だし、なにより時間がもったいなさすぎて...
「よし、私スマホ依存から脱却するぞ!」と誓ったわけであります。
が、しかし。
これまでも、もう既にいろんなことを試し、失敗してきておりまして、少し諦めモード。
電源オフにして外出してみる
スマホからアプリを消す
などは、既に試しましたが、恐ろしく弱弱な私の意思力では太刀打ちできなかったんですね。
電源オフにしてすぐ、「あ、〇〇さんから連絡来るかも」と1時間で電源を入れてしまうし、そのあとも道に迷ったり、電車の乗り換えがわからなくてその度に電源を入れるし...
アプリを消したとて、別ログインの方法を探してきて結局見ているし...
その度に「私は自分で決めたことを守れないダメ人間だ」とかなり落ち込んでました。
今回も、うまくいくかなんてわからない。
それでも...
悩みを解決したい。
今回は、スマホとの向き合い方をしっかりと考えてみたい。
そんなわけで、
向かった先は
本屋さんでした。
私の運命を変える本に出会ってしまいました。
そう。私、ちょっと驚くほどの本に出会ってしまったのです。
たまたま偶然目に入ったそれは、新書コーナーにありました。
タイトルは
「スマホ断ち」
もうズバッと心に入ってきて、即購入です。
キャサリン・プライスさんのかかれた著書を笹田もと子さんが翻訳された新書です。2024年1月10日が初版。
正直この手の本(スマホの危険性を指摘し、解決方法を教えてくれる系の本)は、ごまんと読んできたのであまり期待はしていなかったのですが...
なんとなく「これはいいかも?」と直感的に思えたんです。
予感は、的中しました。
帰宅後3時間くらいで読了した私は...
爆笑と感激が止まらず、興奮状態に!笑
もう、間違いなく今年に入って一番笑った本でした。(もちろん、笑える本ではないと思うのですが、、笑)
もうほんっとに、「良すぎた」ので、私と同じようにスマホとの関係に悩む方に本気で読んでほしい!!です。
さてさて、今日のnoteではこの本の
推しポイントを書いてみますね。
推しポイント①導入が最高〜!
私が完全に心を掴まれたのは1番最初のページでした。
以下、最高に笑った箇所を抜粋します!!
いや、彼氏か!
みたいな。笑
きっと
「あなたはスマホを何分使ってますか?それ、危ないですよ!」みたいな導入をするんだろうなと思っていたら...
とんでもない!!
スマホを恋人にたとえ、もはや共依存の関係にある様子を皮肉に喩えている...笑
恋人との関係で「なんかおかしいな」と思うのには時間がかかるもの。
それと、同じように、スマホ依存の状態にあることは、なかなか気づけないよね、と筆者は言います。
リラックスタイムであるお風呂や就寝前の時間ですら、スマホを持ち込んで動画を見ていた私は、何度も「ぎゃー」と思いました...。痛いとこつかれすぎ...笑
もちろん、冒頭部分以外にも面白いフレーズがたくさんあるので、ぜひ「読み物」としても読んでほしいなと。
途中の「スマホ依存チェックテスト」でも、秀逸なコメントが書かれていて、声を上げて笑いました。
最高なんです。
推しポイント②押し付けがましくないアドバイスが嬉しい〜
この手の本(という表現で伝わってください)って、なんとなく「こうしないと危険です!」みたいな忠告がとても多いと思うんですよね...
私はそういう、指示される系の文章が苦手で、つい反発したくなるので、この本もそのスタイルだったらどうしようと内心思っていました。
しかし...これは、一味も二味も違いました。
著者のキャサリン・プライスさんは、研究者ではなく、フリーのジャーナリスト。
スマホの使用に関して好奇心のままに取材を始めたものの、スマホ依存に対しての根本的解決法を見つけることができなかったようなんです。
そこで諦めず、自分で依存を克服するためのプログラムを作ってしまったというから驚きです!!
プログラムは、過去に取材をした分野(脳神経学、心理学など)を活かしつつ、自分が実験台となって150人に体験してもらいつつ作り上げたとのこと。
てっきり科学者とかその道の権威の人が書いている本だと思ったので、はじめはかなりびっくりでした。
そんなキャサリンさんもはじめは私たちと同じ「スマホ依存」状態にあったそうで...。
だからこそ、上から目線のアドバイスなどはほぼ出てきません。
こうするといいよ、と書きつつ
「いや。でも上司からの連絡とかは困るよねぇ」などと気にかけてくれる。
「アドレナリン出てなかなかとめられないよねぇ」とわかってくれる。
そんな意思力でどうにもできないことに対しても、アドバイスをくれるんです。
ここが、なんともいい!推しポイント!!!
これまでどの本を読んでも私ができなかった
この3つが、キャサリンさんのおかげで、できちゃったんです...
これは正直ほんとにビビってます。(やり方などはぜひ本を!)
キャサリンさんのおかげで、今週はスマホ時間が先週に比べて3〜4割は減りつつあり、少しずつではあるものの、読書時間などクリエイティブなことをする時間に充てることができてます。
「こうしなさい!」と言われると「嫌だねー!」と反発したくなってしまう私。
でも、「こんなメリットあったよー!」と明るく書いてくれるキャサリンさんには、なんだか心を許してしまいまして...惹き込まれてしまいました。
不思議。
推しポイント③翻訳が最高〜
翻訳者の笹田もと子さんは、「訳者あとがき」でこう述べています。
そう、実はこの本、コロナ前に刊行されていたものなのです。
最近、幾度となくスマホ依存症のことが日本でも取り上げられるようになってきたことから、「今の日本人に、はやく届けなければ」と笹田さんはせき立てられるような気持ちだったそうで。
たしかに、私自身、振りかえってみても、コロナ前と後ではスマホの利用時間は雲泥の差。
コロナがきっかけでライターを始めたこと、時代の流れでキャッシュレス決済をするようになったこと、オンラインサロンでzoomを使うようになったこと...etc
なにかとスマホを使う機会がぐっと増えたのは間違いないですよね。
スマホ依存と言われて初めて「確かに、最近使いすぎだったかも」と気づく方も多そうです...。
ちなみに、訳者の方はただ「訳して」いるだけではありません。
とあるように、読者と同じ視点で、同じワークを「やってしまっていた」方なのです。
そもそも最初からワークをやろうと思っていたわけではないそうですが、
(そもそも自分はスマホ依存だと思っていなかったようです。)
読み進めるうちに「これは...私もスマホに依存している」と気づかれ、自然とスマホの使い方を見直されたのだとか。今ではスマホ利用時間は1日1時間になったと書かれていました。
訳者さんさえも巻き込んでしまう。
その吸引力のようなものも、私を夢中にさせたポイントかもしれません。
まとめ
1ヶ月でスマホ断ちをする方法が満載のこの本。
スマホ超依存症の私でも変われたので、ほんとにぜひ一度騙されたと思って読んでみてください。
Amazonコメント見てみると、まだまだ少なめだけど、口コミはとても高いんですよね。
いやー読んだ方みんなと語りたい。
私は、2024年上半期は、この本をずっと広めていきたい。と思ってます。
ぜひぜひに。
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moon
『ベストセラー作家になる』これが私の夢です。40歳までに形にします。もし、「エッセイ、よかった!」「頑張れ!moon!」と思っていただけたら、温かなサポートをお願いします!有名になって「あの時サポートしたんだ!」と思ってもらえるようにいたします✨(強気!笑)