「満足」とは、足が満たされているということであるようで。
クリスマスにお正月に食べ続けた私に、脚が、控えめに言うのである。
「あの...あなたを支えるのが大変になってきておりまして...」と。
家に引き篭もり続ける私に、パンパンのふくらはぎは、こう訴える。
「血流、悪なってますが?大丈夫そ?」と。
しまいには、ガッチガチになった肩がイラつきながら、この一言。
「あのさ、スマホ触りすぎ。
せめてストレッチくらい、して?」と。
ごめんよ、我が身体たち。
新年の目標に、「運動する!」「ダイエットする!」ということを掲げるのを辞めてから、すっかり安心し切って、自分の身体を気にかけることが少なくなっているように思う。
ダメだダメだ。
身体の声に耳を澄まさねば。
流石に重い腰を上げ、ストレッチでもするかと思い立った時、1冊の本が目に留まった。
足裏...。
足ツボを押すと身体にいいよ!みたいな内容かと思ったら、とんでもない。
看護師でアロマセラピストの資格を持ち、「統合医療ナース」として活躍されている著者の市野さんは、
これまで出会ってきた患者さんの「足裏」に着目してきたのだとか。
何千人もの患者さんに触れたからこそわかる、「健康な人」とそうでない人の「足裏の違い」についてとても興味深く記述されていた。
「足の裏も見せてもらえます?」と聞く看護師さんの様子がなんだか面白いなぁと読み進めていたらすっかりハマってしまった私。
ザザザッと読んでみて、実践したいと思ったことを簡単に。
タイトルにもあるけれど、
満足というのは「足」が「満たされる」というふうに書くのだとか。
(本の中で紹介されていたセリフです。)
その通りだよな、と。
身勝手に生きてばかりで、足にも腰にも肩にも負担がたくさんかかっていることを考えると...
少しくらい労ってあげる2024年にしたいなと思った。
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