広めるためには・・・

NAKです。古楽が好きでしばしばコンサートへ行くのだけれど、私が大好きな方のコンサートはいつもサービス精神旺盛で、プログラムの冊子だけでなくお話とアンコールも楽しい。ところが、ほかのコンサートには楽しんでもらおうというサービスが精神があまりない。

演奏は素晴らしいのに、これじゃ裾野は広がらないよなぁと思ふ。

宣伝にしても、上手だなぁと思う演奏家は観客を楽しませるひとつとして演出する。アンコールで写真や録画をオッケーにしたり。これは聴きにきた人がSNSで発信することになるのだから、ものすごい宣伝効力。

プログラムの冊子も、聴衆にとっては楽しみのひとつ。演奏が始まるまでの読む時間も、ワクワクを高めてくれるので私は大好き。

いい演奏に出会うたび、もったいないなぁといつも思ってしまう。クラシック、もっとエンターテイメント的な要素があってもいい。もちろん演奏の質は楽しむために最も重要な点ではあるけれど、その楽しみをさらに高めてくれる環境があってもいいし、そうでなければ裾野を広げることはできないだろうとも思う。