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足算の仕事と掛算の仕事の話~国際派ビジネスマンの父親が息子に送るnote

これは私が父親として社会人になった息子たちを想像して書く未来への手紙です。お金や人生について教えるためのものですので読者の皆さんのお役に立つかも💪👍

ーーーーーーーーーー君は頭を使って働いているか。足し算の仕事ばかりしていないか。掛け算の仕事をしないと金持ちになれない。

足算の仕事

君はこれまで学校でいろいろな事を学んだと思う。しかし今日は学校で教えてくれない大事な話をする。仕事には、「足算の仕事」と「掛算の仕事」があるんだ。

足算の仕事は、一言でいうと労働者の仕事だ。1日に8時間、雇用主に君の労働力を使ってもらいその対価として給料をもらう仕事だ。

足算の仕事は、どんなに君が頑張ったとしても、どんなに頑張らなかったとしても、8時間分の時給を貰える。勘違いしないでほしい。頑張っても頑張らなくても貰える給料が一緒なら楽をしなさい、と言っているわけではない。そんな事をしていたら君は、成長することができないし、最悪の場合クビになり職を失うだろう。

足算の仕事のイメージは下のとおりだ。

「日給+日給+日給=月給」

働いた日数だけ給料が積み上がり、月給であったり年収になる。働いた分だけ確実に給料がもらえるから安定しているといえば安定している。

だが問題がある。給料が少ない場合だ。お金持ちになり豊になるためにはこの仕事では、ほとんどの場合、無理だ。

なぜなら君が働かなくなったときに給料がもらえなくなるからだ。

掛け算の仕事

一方、掛算の仕事は、レバレッジを効かせる仕事のことだ。レバレッジとはてこの原理のてこのことだ。

一人ではできない仕事を他力を借りてする仕事だ。この仕事ができれば君は一人分が稼ぎだす以上のお金を稼ぐ事ができる。だが、仕事の仕方が悪ければ君はお金を稼ぐことができず、お金を失ってしまうだろう。

掛算の仕事のイメージは下のとおりだ。

「資産×差益=ゲイン」

資産とは君の資金力だ。持っている資産の大きさだ。差益とは、その資産を使って出した利益であったり損失のことだ。

資産が大きくなれば、ゲインの絶対値も大きくなるのだ。言い換えれば資産が0になれば、生み出せるゲインはなくなってしまう。0に何を掛けても0にしかならない。

気づいたかもしれないが、差益は、いい仕事をすれば、いい投資商品を買えば+の数字になる。しかし、働き方が悪かったり、悪い投資商品を買ってしまうと-の数字になることもあるから注意が必要だ。

いい投資商品を買った場合、君が働いても働かなくても、資産が勝手に君の財布にお金を入れてくれる。これを不労所得とか資産所得とか世の中では言われている。

私は労働しなかった所得という不労所得という呼び方よりも、自分の頭を使って自分の資産にお金を生み出させた所得という「資産所得」という呼び方が好きだ。

資産所得を作る掛け算の仕事を君ができれば、君はお金持ちになり豊になれる。

どのように働けばいいか(足算と掛算を使い分ければいいか)

覚えておいてほしい。

足算の仕事とか掛算の仕事とか、2つに分けて仕事を分類しているが、どちらの仕事もメリットとデメリットがあり、君には目的を持って働いてほしいのだ。

人から仕事を教わるのであれば給料をもらいながら(もらわない、という方法もあるけど)、働くのであれば、ぜひ足算の仕事をするべきだ。

しかし、お金を稼ぐという目的においては、君がある程度スキル、技量を身に着けて、自分がDirector(ディレクター)の仕事ができるようになったら、掛算の仕事をするべきだ。

私は投資という形で掛け算の仕事をすることにした。

幸いにも私は自分の給料を高くする術に気づいた、見つけたから、足し算の仕事をしながら、掛算の仕事をしている。掛け算の仕事で生活コストを賄えるようになったら、今の足し算の仕事は変えるかもしれない。

幸いなことに、私の場合、今の足し算の仕事は、辛いこともあるけど、楽しいこともあるし、親切にもしてもらえるし、情熱的に働けるので、トータルで見てメリットが多いから、もしかしたら続けるかもしれない。続けるか変えてしまうか、選択できる「経済的な自由」を手に入れるために、私は掛け算の仕事をしているんだ。

君にもぜひ掛け算の仕事を覚えてほしい。そうすることで君は、お金をたくさん得るとともに選択肢を得ることができる。お金があるということは選択肢が増えることだ、と理解してほしい。お金、つまり資産はあって困るものではない。ぜひ頑張ってほしい。

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