モラハラ男にロックオンされた話(後編)
このお話はブラック企業を退職した後に働いていた某スーパーマーケットでの出来事です
初めての方は前編も併せてお読みください
あらすじ
ブラック企業を退職後、スーパーでアルバイトをしていた私(18)は部門主任の男性(推定45歳)Aさんににターゲットにされ、モラハラセクハラをされた
Aさんからクソミソに人格否定や理不尽な叱責を受け続けた私は逆らう勇気も元気も無くてされるがままになっていた
そんな地獄のような日常を過ごしていたある日、Aさんは私から別の女性従業員へターゲットを変えたのだった
そんな中、私は就活成功しアルバイトを辞めたのだが、超絶ブラックだったのはまた別のお話
就職が決まり、退職を伝える
私はAさんに就職が決まったので今月のシフトで辞める旨を申告しました
するとおめでとうや祝いの言葉は一切なく「そうですか分かりました」とだけ返されました
まぁ今までのAさんの言動を見る限り、見下している他人に対してお礼や賞賛を送るなんてあり得ないと思ってたので特にどうとも思いませんでした
その後、特に何もなく最終日を迎えました
お世話になった人たちにお礼を伝えていると…
最終日、私はお世話になった従業員の方達にお礼を伝え、お菓子を渡しました
すると、そこへAさんが現れました
パートのBさんが「主任、お菓子頂きましたか?」とAさんに問いかけるとAさんはイライラした様子で「はぁ!?お菓子!?なんのお菓子や!」と怒鳴りつけるように言いました
Bさんは特に気にせず「なかぞんさんが今日で退職されるんですよ、だからお菓子もってきてくれたんですよ」とAさんに言いました
するとAさんは「そんなもん休憩室でやれ!売り場から見えたら僕が怒られるやないか!早よ片付けろ!」と怒鳴り散らしたのです
あぁ、やっぱAさんはクズなんだなぁと思いました
少し前にアルバイトの女子高生Cさんが退職された際、挨拶と同時に「皆さんで食べてください」と渡された手土産を受け取ったAさんはニヤニヤしながら「ホレホレ!見とったかぁ?これこれ!これや!これが気遣いっちゅうもんや!やっぱなぁ~気遣いは大切なんやでぇ~!お前もちょっとは見習え!Cさんの爪の垢を煎じて飲め!」とドヤ顔で言ってた癖に、私が同じことしたら怒鳴るんですかそうですか、控えめに言って●ね
気遣いが大切って、それはお前が一番覚えなきゃいけない事だろうがダブスタ野郎!!!と思いました
Bさんが「ほんと嫌味な人ねぇ、気にしなくていいからね、ありがとう」と言ってくれたのが救いでした
その後Aさんは異動になる
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