見出し画像

青空自主保育の日誌_2017年4月~2018年3月

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。

ホームページに掲載していた過去の保育日誌を記録として残していきたいと思います。


2017年4月~2018年3月

2017.04.12 日誌より(小さい組の活動)

当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。3月の活動の様子です。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記またはイニシャルに変えてあります。3月2日(木)弁当配りはシュウゴ。一度見てみたかったので、嬉しかった。が、弁当袋を投げて渡している。あーっ...。帰りは崖を登る。カイタが先頭。途中までささっと登るが「お母さーん」と泣き始めるが、前に進む。シュウゴは母が先に行くので、泣きながら登り、滑り落ちる。一度滑り落ちると、周りを見るようになり、どの道が登りやすいか、又、みんなが登っているのはどこか確認するようで、大きい組が登っている方にコースを変えてきた。ユウ、アンジン、レイナ、シンジロウは登り切り、大きい組に混じって遊んでいた。アラタは「お母さーん」と泣きながら登り、チトセ、カンタが助けに行き、登り切った。途中、雨が降ってきて、自己判断でカッパを着る事にも驚いた。8ヶ月ぶりの当番は驚きばかり。2歳組の仲間意識、会話の多さ。あと少しで大きい組になるのか...(ユキ)

3月7日(火)清水谷戸からの崖を見て、カイタが泣き出す。一番滑りやすい所をミイカが1人で登り始める。何度も滑っては落ちても前に進もうとする。大きい組さんが少し手伝うとあっさり登れてしまう。カイタ、アラタ、シュウゴも泣いていたが、アオイにおしりを支えてもらい、登りきる。アラタ、相川さんに「あおちゃんって言うのよ」と言われても「でも赤い服着てるよー」と納得できないようで、何度も繰り返していた。谷戸でちらしずしをいただく。ミイカとリュウセイは3回ほどおかわり。そんな中、あいかわらず食べないカイタとシンジロウ。他の子に食べてもらい、やっとあられをもらうと二人とも笑顔に。最後まであられの周りにいて食べ続けていたのは一歳組の子たち、本当によく食べる。うらやましいくらい。(サツキ)

2017.06.04 日誌より(大きい組の活動)

当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。4月5月の活動の様子です。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記またはイニシャルに変えてあります。4月7日(金)シンジロウ、レイナ、アンジン、カノンが横一列に手をつなぎ走って畑の入り口に着いてしまったが、「ねえ、黒河内さん来てないよ」「迎えに行く?」「俺、行ってくるよ」「一緒に行こうか」「行こー」車道だったので微妙な距離でついていったけれど、こんな風に、子どもだけで会議してるなんて!母はもうもう目頭が熱くなってしまいました。畑では初めて鍬を入れる体験をした。鍬の使い方の大事な話を集中して聞けるようになった。たっぷり土に触れ、お弁当は、母調理のつくしの炒め物。美味しくて、あっという間に完食。(エリ)

5月11日(木)浄智寺まではハイペースで、こどもも当番も走る。アンジン、ユウ、シンジロウが先を行き過ぎる。みんなで迎えに行くと戻って来た。信じていて大丈夫なんだな。先を走っていきたい気持を抑えて待つ。十王岩を降りた所で、お弁当。畑で採れたさやえんどうを食べる。御谷をぐんぐん進む。疲れたねーの声がちらほら聞こえるが、足は止まらない。初めての道、みんな回りを意識しつつ進む。寿福寺までの道路道がかんかん照りで辛い。日陰で休んで、黒河内さんが濡れタオルでこどもたちの頭に雨を降らす。崩れていたアンジンも盛り返す。源氏山から半分は車、半分は野村まで歩いて帰る。いやぁ、よく歩いた!(ミキ)

5月12日(金)子どもたちはあっという間に裸になる。波の手前にある潮だまり。その温かいお風呂に浸かる。足元にはたくさんのヤドカリ。レイナはせっせとヤドカリを収集。手の平に並べている。カノンが立派なハマグリを見つけた。大人たちのテンションが上がる。が、結局、一つも見つけられず...波打ち際で追いかけっこ。アンジンだけ離れたところで泥遊び。手を引いて連れて行こうとすると「アンジンは1人で行く!」ときっぱり。アンジン、カイタ、シンジロウが山を作って楽しそうに笑っている。ユウは海に入り貝を拾ったり、海藻を取ったり。それについて行くカノン。シュウゴは黒河内さんと沖の方へ。そのあと、エマも沖まで追いかけていき、ジャンプをしたり、波の中で楽しそう。(アヤ)

2017.06.10 日誌より(小さい組の活動)

当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。4月・5月の活動の様子です。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記またはイニシャルに変えてあります。4月6日(木)桜がきれいだったので公園でお花見からスタート。リュウセイとガクとミイカがじゃれあいながら歩いている。ミイカは長い間泥を丸めて、きれいなまんまる泥団子をつくった。家で、ごはんでもポテトサラダでも団子にして食べるので、母はどうしたものかしらと悩んでいるが、ここで力が発揮されるとは。みんなで崖滑り。ラクとミイカがどんどん滑ると、ヤマト、ナツミも登る。リュウセイはしばらくしゃがんで見ていたが、保育者に誘われてリュックを背負ったまま崖すべり。ラクとガクが、崖の手前でナツミに「だめー」と両手を広げて通せんぼ。ナツミは一度は母のところに戻るも、すぐ、立ちはだかる二人の脇をスーッとぬけて崖を登った。(アキコ)

4月14日(金)桜吹雪が舞う暖かい日。初めて母と離れるエミとテッペイ。車から降りると泣いていたテッペイも山道に入ると泣き止んだ。エミは先頭でお尻滑りをしながら下りていく。コウちゃんは母と手をつなぎならか下りる。エミ、コウくん、テッペイは先に下に着き、スイバを食べ、泥遊び。コウちゃんはお腹が空いたのか、スイバを美味しそうに2本食べる。その頃、コウくんは座り込んで鳥の鳴き声、石、葉っぱなど興味深々。崖に着くと、テッペイは軽々と崖に登り、勢いよく滑ってくる。他の3人も時々手を借りながらも、初日より上手に滑れるようになった様子。食べ終わった子から裸になり川へ。川を往復したり、枝を持ってバシャバシャ。帰り道、保育者がてんとう虫を見つける。積極的に触ろうとする子や、手を叩いて喜んでいる子。その様子をじっと見ている子も。(ミキ)

5月2日(火)ヤマトとナツミが泣いているのにつられて泣き出すエミ。それでもヤマトの靴が脱げると、たどたどしくも履くのをお手伝い。最後は二人でにっこり笑顔になる。小さなありに夢中になる虫探し名人のコウくん。見つけると嬉しそうに「あっあっ」と教えてくれた。水路の落ち葉を書き出すと、ひょっこり顔を出したのがサワガニに赤ちゃん。母の手の中の小さなサワガニを、みんなで仲良く順番にツンツン触る。大豆ぐらいの大きさで、左右に素早く動く姿にテッペイは「おぅおぅ」と大興奮。崖下でコウくんがコユキにぎゅーっとされて大泣き。いつもより強い力加減に保育者が仲裁し、今度はコユキが泣き出した。ようやく泣き止んだコユキに、テッペイが腐れかけた木の端を頭にグリグリする。またコユキが泣き出した。母には本当の兄弟の争いのようにみえた。今の社会には薄れてきた感覚かもしれない。(ミホコ)

2017.07.15 日誌より(小さい組の活動)

当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。6月・7月の活動の様子です。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記またはイニシャルに変えてあります。6月6日(火)山を下りると桑の実が方策。ガクとコユキは落ちている桑の実を拾って食べる。落ちている実の方が熟していて甘いようだ。ラクとユミは最初の少しを食べ、後はたくさんポケットに入れていた。「お土産にするの」と嬉しそう。ヤマトは少し食べたら後はユミにあげていた。川遊びを始めると真っ先に服を脱ぎ出したのはコユキ。「ヤマトも!」と万歳をして服を脱がせて欲しいサイン。リュウも皆んなが川で遊ぶ姿を見て自分でズボンを脱いで川に入った。ユミが服を着るときにポケットから落ちてしまったたくさんの桑の実をラクが鷲掴みにして自分のポケットに入れた。これにはユミも大泣き。泣き叫び動かなくなっているところにガクが向かう。何を話していたが分からないが、ユミを近くの低めの桑の木に連れて行き、桑の実を取ってユミのポケットに入れてあげているようだ。しばらく経つとユミのポケットはまたいっぱいになってガクと手をつないで仲良く桑の木の陰から出てきた。(ナオ)

7月4日(火)キュウリを持つエミの得意げな表情から収穫の喜びが伝わってくる。コウキも大事そうにピーマンを自分のリュックに入れた。海では波打ち際に数種類の海藻がよっていて、みんな食べる食べる。ガクが小さな貝をたくさん拾って見せてくれた。今日、一番長く海に入っていたのはユミ。波をかぶってもかぶっても果敢に立ち向かい、「ユミちゃんもう一回行く」と。コユキはお得意の寝そべりスタイルで打ち寄せる波をかぶったり揺られたり。当番母にベッタリだったケンゾウも母の手を離しコユキの横にゴロン。コユキがケンゾウの首のあたりをくすぐり、笑顔が戻る。リュウは足に付いた砂を払ってくれと、でなければ靴を履きたくないと言っている。アイカワさんが「ほら見てリュウちゃん、アイカワさんの足だってお砂がたくさんよ」と、その足で靴を履いてみせる。しかしリュウは意思を曲げず、靴を自らリュックに入れ裸足で歩き出した。(カナコ)

2017.07.17 日誌より(大きい組の活動)

当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。6月7月の活動の様子です。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記またはイニシャルに変えてあります。6月13日(火)畑に着くと本降りの雨。それでも子どもたちはじゃがいも、たまねぎ、ピーマン、なすを採ることに夢中。屋根のある所まで子どもたちは先に移動。母2人で蒸したじゃがいもとたまねぎを持っていく。カイタ、シュウゴ、シンジロウ、レイナはビショビショのレインコートが脱げず固まっていた。じゃがいも、たまねぎ、ピーマン、なす、どれも甘く美味しい。(メグミ)

7月7日(金)海に到着して早速裸になるシュウゴ。前回の当番の時は服を脱がなかったのでホッとした。「カラスが持っていっちゃうよー」の声に「それは大変!」「絶対ダメ!」と言い、シュウゴの脱ぎ捨てた服とリュックを守るためにカイタ、ユウ、レイナが走って取りに行ってくれた。今日は波も少なく全員で沖の方まで行き、子どもたちの胸が隠れる所まで入ることができた。みんなで輪になり手を繋ぎ、ジャンプをしてすごく楽しそう。みんな良い顔をしている。(ユキ)

2017.10.20 日誌抜粋〜父も保育当番〜

9月19日(火)ドングリを拾い崖からジャンプして降りる。シンジロウ、アラタ、シュウゴがなかなか降りられない。エマとレイナが手伝いドスンと落ちる。谷戸の崖滑り、家族ごっこなのか何かやって遊んでいる。シンジロウとアラタのリュックが崖の一番上にあって取れないとぐずる。エマが裸足で上がり取ってきた。たくましい。母調理、野菜の天ぷら。シソの天ぷらをおせんべいみたいとバリバリみんな美味しくいただく。シュウゴが最後までたくさん食べた。久々の当番でみんなの成長を感じた。(オオタ父)

9月22日(金)川ではカニの腹から何十匹もの赤ちゃんガニが出てくる。なぜあんなに沢山入っているのか不思議。母は偉大だな〜。間近に見られて感動!お昼を食べようと準備を始めたら突然の雨。シートを大人が持ち上げ傘にする。レイナ、ギャン泣き。びしょびしょの中、立って栗ご飯のおにぎりを2個ずつほおばる。こんな体験もなかよし会ならでは。貴重な体験に感謝。(メグミ)

10月13日(金)きれいな薄い紫色の花のカーテンで雨宿り。道路横断前の確認、しっかり止まって「右よし、左よし」滑りやすい足場で長靴の左右、ズボンの前後が逆でもスイスイと登り降り。稲刈りされた稲の前ではこれがお米と説明されても子どもたちは半信半疑。落ちている籾を見つけて籾殻を取って食べる。見て、さわって体感する。なかよし会の何でもないような、けれども濃縮された時間でした。(クズタニ父)

2018.01.18 日誌抜粋〜大人の手を借りない、こどもだけの世界で成長〜

11月10日(金)根っこ坂で倒木に登り遊ぶ。カイタとアラタは少し下の離れた所から見ている。世話焼きのカノンが2人を連れて登らせる。自然に子どもたちがひとつになった。大人の手をかりる事なく子どもだけの世界。成長を感じる。すごいな。(メグミ)

12月14日(木)けっこう急な大人も怯むような斜面ですべり台遊び。アンジン、カノンは躊躇せず思いっ切り行く。シンジロウ、ユウは手堅く湾曲したコースを選び、レイナ、カイタは大人の後に滑る。アラタは斜面の途中の木にしがみつき怖くて泣いている。カノン、ユウ、シンジロウが助けに行っては滑り落ちていくのを見て、自ら手を離し滑り下りすっかり笑顔。シュウゴは一番上で気配を消していたが、仲間に何度も呼ばれ、やがて難なく滑り降りてきた。海では裸になり遊ぶ。絵本「わらしべちょうじゃ」を読み終わった後、黒河内さんから「○○は何と交換した?」と質問が次々と出て来るのをレイナがほぼ即答。常盤山でのやぶこぎ、アンジンとユウはガンガン前へ前へと進み、後続を思いきり引き離して野村到着。最近は子どもを見守る母というより、もう仲間と一体となって歩いているという感じ。時に子どもたちに引っ張ってもらっている。(エリ)

2018.03.23 日誌抜粋〜もうすぐ卒会!集大成〜

1月9日(火)
北野神社にて初詣。昨年にも来た事を子どもたちも覚えていた。初めて藪漕ぎをしたと言う場所もスイスイ登っていく。強風で落ちたカラスザンショを花束のように手いっぱいに拾う子どもたち。北野神社の鬼の穴は楽しかった。子どもたちも笑っていた。(アヤ)

2月27日(火)相川家に順番に入り、おひなさまを見る。子どもたちは谷戸に向かう間もひなまつりの唄を口ずさむ。まったく小さい組を待たない大きい組。それでも泣いている子には手を差し出していた。木道のたもとでみんなで遊ぶ。湿地に入り込んだナズナが泣き出す。ラクやガク、ユウが迎えにいくが動かず。相川さんの迎えにしてやったりのナズナ。お昼は母の作ってくれたちらし寿司。なかなか進まないシンジロウだったがその後のおかき美味しく「もう一回!」と手が伸びる。ケンゾウが弁当の途中で居眠り。小さい組の時は谷戸に来るだけで精一杯だったなぁと振り返る。(ミキコ)

3月1日(木)藤沢市少年の森駐車場隣の牛舎へ。ほとんどの牛が座ったまま動かないので、エマは「足が痺れちゃったんじゃない?」しばらく歩き養豚場に到着。想像以上に大きな豚や、小さい赤ちゃん豚もいた。黒河内さんが「この牛や豚がみんなが食べているお肉になるんだよ」と話をしてくれる。(イクコ)

3月15日(木)海岸に着くと相当な強風!海に入る子はほとんどおらず、船の陰で砂遊び。それでもコユキとヤマトとエマは裸でパーッと駆けて海辺へ。海藻を手に何とも愛らしく眩しい。温かい潮溜まりで寝そべっている3人のお尻が可愛すぎる。尾根道へと新たな登り口から挑戦する。足場もろくにないなかなかの斜面を怯まずに自らの力でつたう子どもたち。たくましい。藪漕ぎでもどこが透けているかを自分で判断し突き進んでいく。一緒に藪を漕いでいて私の方がハッとしてしまう。タチンダイでつくしを収穫。野村の竹林でキクラゲを採る。母が楽しんでいると子どもたちも自然に楽しく嬉しくなる。ちょっと手間なつくしを調理して子に食べさせてやると、ああこれから収穫物の季節がやってくる、と気合が入り楽しみ。最後のロングコース、今までの集大成。よく歩いた。やりきった感あり。いよいよなかよし会が終わっちゃう。(エリ)


新入会員の仲間を募集中

鎌倉の青空自主保育なかよし会では新入会員の仲間を募集しています!
月1回の「谷戸あそび」や見学も随時行っています。
ご質問・疑問点などホームページまたは、インスタグラムからお気軽にお問い合わせください。ご連絡お待ちしています。

ホームページ

インスタグラム



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?