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青空自主保育の日誌_2015年4月~2016年3月

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。

ホームページに掲載していた過去の保育日誌を記録として残していきたいと思います。


2015年4月~2016年3月

2015.04.01 日誌より(大きい組の活動)

当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。2月3月の活動の様子です。2月20日 待ちに待った絵本「谷戸であそぼう 春」のお披露目。相川さんが読み始めると、子どもたちは見入り「ここいったことあるー」と見慣れた風景の絵に反応している。(ヒロミ)

2月24日 源流では子どもたちが水を飲んだ。そこから相川さんの「顔も洗ったら」の声掛けでリョウが顔を洗い、さらに頭も洗っていた。キク、ミオリは靴も洗った。2月なのに暖かく、半袖の子どもたちにとっては気持ちよかったのだろう。そのあとキクを先頭に数人で川の中を歩いていた。(ミホコ)

2月26日 「それキクちゃんの拾ったお花だから返して」と冷静に言いに行く。「キクちゃん花捨てたじゃん、ルナみてたよ」とルナ。キク「くしゃくしゃのお花じゃ嫌だったの」。ルナ「しらなーい」。すごく些細な事だけどお互いに自分の意志をちゃんと伝え、嫌なものは嫌だと、今まで泣くばかりだった子が友だちに怒り、1対1で伝え合っている姿に感心した。毎度のようにケンカし、仲直りし、人と対話することを学んでいる。(ヨシミ)3月7~8日 お泊り会 子どもたちと相川さんの世界に集中して、ものすごく楽しそうで、本当にもうあと数回で終わるのだなあと思うと、泣けてきた。(ユキ)3月12日 キク、ミオリ、ゲン、リョウコは濡れるのはお構いなしと川の下流の方まで行っていたらしい。少し進むと滝と滝壺から川へ続く小さなトンネルがある。ミオリとキクは何度もトンネルを通って遊ぶが、リョウ、ユウ、ゲン、サトキは1回ですぐに上がってしまった。・・・ちょうど満開の梅の花の中で春の歌をみんなでうたう。(サトエ)

3月19日 大きい組の子どもたち 卒会。

2015.06.05 日誌より(小さい組の活動)

当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。4月5月の活動の様子です。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記またはイニシャルに変えてあります。4月7日(火)あいにくの天気でしたが、娘は水たまりで跳ねて泥んこを楽しみ、母は霧雨降る谷戸の美しさに心を打たれ、入会初日から思い描いていたなかよし会の1日を過ごすことが出来ました。(エリ)初めて拾ったものをポケットに入れて、初めて水たまりで手を洗って、とても不思議な顔をしているのが可笑しかったです。普段何もさせていなかったことを反省しながらも、これからの活動で息子は色んな事を感じてくれるのだろうなあ、と期待が膨らむ場面でした。(アヤ)

4月9日(木)ランが転んだ。手が痛いらしい。泣いているランに皆が駆け寄る。チトセとカンタがお薬葉っぱ(蓬ではなかったが)を摘んできて「どこが痛いの?」と聞く。泣いて答えないランに他の皆も「ここ?」「ここじゃない?赤くなってる。」と言って顎やら頬に葉っぱをゴシゴシ押し付ける。ランは更に泣いたが、今までだったら一つ上のお兄さんお姉さんがやっていたことを、大人の促し無しに初めて、仲間の手当てをしようと動いた瞬間だったのではないか。(ヒロミ)

5月8日(金)相川さんが蜘蛛を発見。巣を指で弾いて「こうするとクモさん動くね」。泣いていた子もその間だけ泣き止み、じっと蜘蛛を見つめている。…しゃくとりむしの絵本。「虫さんどこに隠れているかな」。ヒロキが指差し見つける。今度はシートの上に本物のしゃくとりむしが現れた。みんなで見つめたり触れたり。ライゲンが始まるとスーッと子ども達の心が落ち着いた。なんだか魔法がかかったみたい。(エリ)

2015.06.11 日誌より(大きい組の活動)

当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。4月5月の活動の様子です。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記またはイニシャルに変えてあります。4月7日出発する新大きい組の足取りは軽く、表情も動きも大きい組になったことの喜びが見てとれる。「大きい組なんだから・・」という声がしばしば聞こえた。・・雨具を着る子が数人。もうみんな大人の手助けは不要。オウスケとヒナタの雨具のファスナーはケイトが進んで手伝っていた。リクも自分で雨具を着て得意げ。・・スイバに夢中の在来組。特にカオル、サツキ、リクはスイバ採り職人みたいだ。(ナミ)

5月15日お弁当を食べていると、突然リクとオウスケがとっくみあいを始めた。無言で相手を押し倒し、やり返し、本気勝負。リクは途中で泣き出したが、当番母のもとへ泣きつく事もなく、オウスケにかじりつく。男と男の勝負という感じ。その後、残っていた豆や蒸した芋をリクとオウスケで半分こしなければならない状況に。芋を半分かじったオウスケは意地なのか、リクの方を見ようとせず、しかししっかり手を横に伸ばし芋を差し出す。リクはそれを嬉しそうに受け取って食べていた。思わず、笑ってしまった。(ヨウコ)

2015.10.18 日誌より(大きい組の活動)

当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。9月10月の活動の様子です。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記またはイニシャルに変えてあります。9月19日電車の一番前、運転席の見える所につかまり興奮気味。・・宿への山道の中、泥んこ会場を見つけ、みんな裸で大はしゃぎ。「ワニだー」と泥から顔だけを出したり、ケーキ作りやごっこ遊び、泥んこ遊びを楽しんだ。・・夕食作り、サツマイモをみんなで並んで順番に包丁で切る。きのこはみんなで裂く。(ユウイチ)

9月24日登って下ってまた登り、配水池にたどり着いたら、私は汗びっしょりで息切れしてしまったが、子どもたちは余裕の様子。ヒョイヒョイと足どり軽く、電車を見ながら海に到着。水は少し冷たかったが、穏やかできれいな海。・・お泊り会が終わり、関係がぐっと密になった気がする。帰り道、サツキはずっとカズヤと手をつなぎ歩いていた。疲れの出る帰り道、サツキにとっては「私が面倒見るんだ」という思いが、自分の心の支えになっているようだ。当番崩れなく笑顔のまま帰ってくることができた。ありがとうカズくん。(ヨウコ)10月6日倒木の端から反対の端まで歩いて渡れるかやってみる。最初に成功したのはサツキ。最初こそ恐る恐るだったが、それでも体幹がしっかりしているなと感じられる歩きっぷりだった。二番目はケイト。途中しゃがんだりもしたが、一度も落ちることなく渡りきった。・・オウスケ、リク、カオルは恐怖心を感じるようで途中でやめてしまう。カズヤは木に登ることなく、みんなの応援に徹していた。ヒナタは果敢に挑戦、三番目の成功者となる。・・山に入ると道なき道、先頭のカオルの次についた。藪の中をカオルを信じ進む。どこを進んでいるのか全くわからなかったが、グラウンドのフェンスの裏に着いた。子どもの感覚は私よりもよほど頼りになる。(ナミ)


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