青空自主保育なかよし会_鎌倉

青空自主保育なかよし会は、鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮…

青空自主保育なかよし会_鎌倉

青空自主保育なかよし会は、鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。新入会員の仲間を募集中!

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鎌倉の子育て「青空自主保育なかよし会」です。

こんにちは。 神奈川県鎌倉市で活動している「青空自主保育なかよし会」です。 noteを始めました! わたしたち「青空自主保育なかよし会」は、子どもたち、親たちの仲間づ…

2024.05.16 小さい組日誌_虫とお友だち

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 今回は、保育日誌を紹介いたします。 日当口を出発すると、いつものようにヒマリとソウタロウは先に駆け降りて行くが、…

2024.05.28 大きい組日誌_大きい組の人間模様

朝から雨。 小降りになったので、山道を歩く。 母から離れたくないエマが大号泣。 エリさんがいなくなると、後を追おうとする程だったのに、母から離れると諦めがついたの…

五感が磨かれる「生きものとのふれあい」(『土の匂いの子』抜粋)

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 アリとキリ…

2024年 鎌人いち場 出店のおしらせ

40周年を迎える青空自主保育なかよし会です。 「青空自主保育ってなに?」の疑問から鎌倉の自然の中での子育ての様子を広く周知する目的で「鎌人いち場」に出店します。 当…

2024.06.05 開催「カレー de なかよし会 ~青空自主保育ってなぁに?~」イベントのお知らせ

◆イベント詳細 なかよし会は、鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています 四季を感じながら自然の中で思いっきり子どもを遊ばせる事の意義、子どもが本…

2024.04.18 小さい組日誌_五感を使って自然に触れる

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 今回は、保育日誌を紹介いたします。 野村で母と離れて泣くキホ。次に庭畑で見た時にはすっかり泣きやみ、新鮮で甘いさ…

2024.04.18 大きい組日誌

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 今回は、保育日誌を紹介いたします。 朝一、カイがイサナのスコップを奪い取る。最初は抵抗していたものの、すんなり渡…

ご報告_2011年~2021年 ②

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 ホームページに掲載していた内容を記録として残しています。 ご報告2014.10.07 鎌倉市上映会のご報告 去る9月6日、…

ご報告_2011年~2021年 ①

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 ホームページに掲載していた内容を記録として残しています。 ご報告2011.01.16 <写真展>かまくら青空自主保育のこど…

五感が磨かれる「本物が見極められる」(『土の匂いの子』抜粋)

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 自然の匂い…

五感が磨かれる「自然の匂いを嗅ぎ分ける」(『土の匂いの子』抜粋)

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 自然の匂い…

五感が磨かれる「触るのは楽しい」(『土の匂いの子』抜粋)

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 触るのは楽…

五感が磨かれる「子どもは地獄耳」(『土の匂いの子抜粋』)

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 子どもは地…

五感が磨かれる「天然の味がわかる」(『土の匂いの子』抜粋 )

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 天然の味が…

4月入学の意味、9月入学への違和感~相川さんの言葉~

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 4月入学の意味、9月入学への違和感35年間自然を通して想…

固定された記事

鎌倉の子育て「青空自主保育なかよし会」です。

こんにちは。 神奈川県鎌倉市で活動している「青空自主保育なかよし会」です。 noteを始めました! わたしたち「青空自主保育なかよし会」は、子どもたち、親たちの仲間づくりをしよう、豊かな鎌倉の自然のなかで思いっきり遊ばせようという趣旨のもと1985年に始まりました。 主に、鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています。潮の香り、土の匂いを全身で感じながら、子どもたちと一緒に鎌倉の四季を楽しんでいます。 今回は、青空自主保育なかよし会について自己紹介を書きたい

2024.05.16 小さい組日誌_虫とお友だち

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 今回は、保育日誌を紹介いたします。 日当口を出発すると、いつものようにヒマリとソウタロウは先に駆け降りて行くが、ところどころで待っていてくれている。近くを歩く体験会の子どもを気にかけているのだろうか。 マコは安定の階段降り。イツキはお尻すべりで降りる。最初の難関根っこの崖、マコもイツキも助けなしに登り切った。イツキは今日は梅林までほとんど手を繋ぐことなく自分で進んでいた。マコは手助けしてもらえないのを悟ったようで、お尻すべ

2024.05.28 大きい組日誌_大きい組の人間模様

朝から雨。 小降りになったので、山道を歩く。 母から離れたくないエマが大号泣。 エリさんがいなくなると、後を追おうとする程だったのに、母から離れると諦めがついたのか、涙をすぐ止めすぐ遊び始めた。 カイも母当番と思っていたのに、ミツバさんが小さい組へ行ってしまい、一緒に歩けない事にべそをかいている。 皆んな母が大好きなのだ。 カエデも、今日は私がお当番と分かっていてご機嫌で、ずっと側を離れない。 他の子が近づくと威嚇している。 ミオは、カエデと遊びたそうだったが、すぐに無理だ

五感が磨かれる「生きものとのふれあい」(『土の匂いの子』抜粋)

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 アリとキリギリス4月第1週、小さい組の初日。桜の花びらが舞い落ちる薄曇りの空の下では、タンポポが半分開きかかっている。 子どもの目を引くのはアリ。 「アリさんがいっしょに遊ぼうって」と言うと、じっとしゃがみ込んで見る子、さっそくつまんでみようとする子・・・・・・。 動きが遅く、子どもの手の小指より小さい生き物こそ、1歳

2024年 鎌人いち場 出店のおしらせ

40周年を迎える青空自主保育なかよし会です。 「青空自主保育ってなに?」の疑問から鎌倉の自然の中での子育ての様子を広く周知する目的で「鎌人いち場」に出店します。 当日は「売る場」「交わる場」「食べる場」の構成があり、交わる場の中の”知る場”に出店いたします。 パネル・書籍展示、子ども向けミニゲーム、クラフト品販売など盛りだくさん✨ 会場はJR鎌倉駅より徒歩20分、江ノ電和田塚駅より徒歩5分の鎌倉海浜公園由比ヶ浜地区です。 今年は飲食ブースも増量しまして、一日楽しめる場と

2024.06.05 開催「カレー de なかよし会 ~青空自主保育ってなぁに?~」イベントのお知らせ

◆イベント詳細 なかよし会は、鎌倉中央公園を含む山崎の谷戸を中心に野外で活動しています 四季を感じながら自然の中で思いっきり子どもを遊ばせる事の意義、子どもが本当に自由に過ごす事の大切さを知って頂くイベントです 母が保育に関わる‘自主保育’の魅力や、保育中の子ども達の様子を、現役の母の体験談を通してお伝えできればと思っています 青空自主保育ってなぁに? 保育園や幼稚園だけじゃない、子育ての選択肢の幅を広げてみませんか? ◆日時:6/5(水) 10:00〜12:30

2024.04.18 小さい組日誌_五感を使って自然に触れる

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 今回は、保育日誌を紹介いたします。 野村で母と離れて泣くキホ。次に庭畑で見た時にはすっかり泣きやみ、新鮮で甘いさやえんどうを誰よりも頬張っていた。採れたてを頂き、さやえんどうが甘いということを初めて知った。 日当口から入ると素早く先を行くヒマリとソウタロウ。マコは軽い当番崩れなのか甘えている。途中でこれは置いていった方がいいと感じ、知子さんに任せて先に梅林に降りる。泥を握って遊ぶ。なかよし会では、何かを作るということはしな

2024.04.18 大きい組日誌

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 今回は、保育日誌を紹介いたします。 朝一、カイがイサナのスコップを奪い取る。最初は抵抗していたものの、すんなり渡して「すぐ返してよ」と言うイサナ。結局このあとスコップはずっとカイが離さずに持っていた。ニコはイサナを追いかけ回している。タケノコスポットに到着しても二人はまだ手を繋いでいた。カイが遠くから「筍見つけた~!」と叫んでいる。みんなおもいおもいに散らばって、MY筍を掘り返していた。筍を抱きかかえてやや興奮気味の表情の子

ご報告_2011年~2021年 ②

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 ホームページに掲載していた内容を記録として残しています。 ご報告2014.10.07 鎌倉市上映会のご報告 去る9月6日、鎌倉市深沢学習センターにて上映会を開催致しました。おかげさまで、手作りの小さな会場には満員のお客様にお越し頂き、盛況のうちに終えることができました。 上映後にはなかよし会専任保育者の相川明子との質疑応答の時間があり、現役のなかよし会母たちも交えて、自主保育に関して、子育てについての意見交換に盛り上がりま

ご報告_2011年~2021年 ①

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 ホームページに掲載していた内容を記録として残しています。 ご報告2011.01.16 <写真展>かまくら青空自主保育のこどもたち 2011年1月20日から2月2日まで、鎌倉のカフェ Serendipityで市内の青空自主保育団体の写真展示が行われています。是非 足を運んでみてください。 ※映画「さぁ のはらへいこう」の前売り券の取り扱いは、完売のため終了しました。ありがとうございました。Serendipity鎌倉市由比ガ浜

五感が磨かれる「本物が見極められる」(『土の匂いの子』抜粋)

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 自然の匂いを嗅ぎ分ける百聞は一見にしかずというのは、子どもの吸収力に基づいた格言かもしれない。見て覚え、学び、自分の世界を広げていく。  視力はまだ未発達なので、1~2歳の子どもは自分の周囲数メートルの視界の中で行動する。見晴らしのよいところへ登って海を眺め、おとなが感嘆の声をあげているとき、子どもは目の前のアリを見ている

五感が磨かれる「自然の匂いを嗅ぎ分ける」(『土の匂いの子』抜粋)

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 自然の匂いを嗅ぎ分ける匂いの感覚は記憶の奥深くにしみ込んだら、同じ匂いに包まれないかぎり、なかなか蘇らない。それだけ無意識な身体条件に結びついているからこそ、幼い時期にさまざまな匂いを自然のなかで嗅いでみる経験が必要だ。 谷戸の湿り気を帯びた春先の匂い、草いきれでむんむんする夏の匂い、かさこそ落ち葉が響くような乾燥した初冬

五感が磨かれる「触るのは楽しい」(『土の匂いの子』抜粋)

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 触るのは楽しい何でもなめて味わうと、頬がゆるむこともあれば、顔をしかめることもある。肌でじかに触れると、喜怒哀楽がまた増える。  木の根につかまってよじ登れば、木肌は1年じゅう手に柔らかい質と温度を保っているとわかる。頬にかかる木の葉には、柔らかいのや硬いのやザラザラしたのや痛いのがあり、鼻水を拭くのに適した葉をえり分ける

五感が磨かれる「子どもは地獄耳」(『土の匂いの子抜粋』)

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 子どもは地獄耳「えっ? 聞いてたの?」  子どもたちが遊ぶかたわらでおしゃべりに花を咲かせる母たちは、子どもの地獄耳にいつも驚く。だが、考えてみれば、生後たった1年で複雑な言語の大半を理解してしまう超能力者の彼らが、おとなよりはるかに敏感な聴力をもっているのは当たり前のこと。  全身耳であるような子どもが谷戸に行けば、虫

五感が磨かれる「天然の味がわかる」(『土の匂いの子』抜粋 )

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 著書「土の匂いの子」より抜粋しています。 天然の味がわかる味覚もまた発達途上で、微妙な味の差は感じ取れないらしい。甘いと塩辛いは識別できる。一方、酸っぱい、苦い、辛いは、なんとなく不愉快な味として敬遠する部類に入るが、実はあまり感じていないようでもある。山の味覚として、桑の実、サクランボ、キイチゴなどは好んで食べる。赤い実がおいしいと知ると、味のないヘビイチゴも「お

4月入学の意味、9月入学への違和感~相川さんの言葉~

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。 なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。 4月入学の意味、9月入学への違和感35年間自然を通して想うのは、新学期が4月で始まってくれるとはこと保育をする上で子どもたちに自然に対して安心感を与えてくれます。 4月に新入会の子どもがやって来て初めて目にするのは、新芽や咲き始めたばかりの小花(オオイヌノフグリ、タンポポなど)、生まれたばかりの数ミリのバッタやクモ、テントウムシ、カエル等々です。 1歳の子どもと