荒野に咲く想い
柔らかく優しい文章を書きたいのだけれど、どうも浮かんでくる言葉が尖ってしまう。
丸くないんだよね。カクカクしてる気がする。
まあ、それでもいい気がしてきた。
日常は、我が子たちを食べさせるため奮闘するハンターのようなもの。
この時代でよかった。荒野の果ての獲物を捕らえなくても飢え死にすることもない。
きっと誰かのためになる仕事というものをして、対価にお金なるものを得れば、生きていける。
自分のやりたいことや暇を楽しむことを望めば、「何をこんなに頑張っているのだ」と悲しくなるけど、子どもたちを育てるという使命を思えば、なんて尊いのだろうと胸を張れる。
人間のベースは女性だと聞いたことがある。「なら、男性の存在はなんなのだ?」なんてなことを考えたりするが、よく分からない。
本能が訴える。
好きな女性を守りたい。我が子たちを、ちゃんと独り立ちさせたい。
誰かの共感を得られなくても、自分のなかに戦う理由があれば、それでいい。
僕が僕であるために、
心にそっと熱い想いを……
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