見出し画像

島原半島の素敵な事業者さんに会いに行ってきた。

セミナーの翌日は、事業者さんの想いを聞きに会いに行ってきました。やはり百聞は一見に如かず。現地に赴くことで見えてくる魅力や課題。真摯に取り組まれている事業のお話しを聞くことが最初の一歩ですね。

まず最初に素敵なご夫婦で経営されている”まるゆで野菜”のマルニさんへ

マルニさんは野菜の持つ旨味、香りを大切に、無添加で加工された”丸ゆで野菜”を製造されています。一つ一つ丁寧にパッケージに詰められた野菜はジャガイモ、かぼちゃ、人参、大根、さつまいもなど、封を開けたらすぐに調理できるところから忙しい主婦さんやにぴったりです。カレーやシチューの下準備もこれがあればあっという間です。さらに驚いたのは元診療所だった場所をできる限りご自身でDIYでリフォームされているこだわりのお家で、玄関には特設のご近所さんの手作りカゴバッグや、やきものを販売されており、ご夫婦の地域への思いやりを感じられてほっこり。いやー、素敵だなー。

続いては、こんな組み合わせがあったか!ジャコとキャラメルをコラボさせた沖田さんの元へ

マルニさんから車で移動し、ジャコ+キャラメルの”ジャコメル”を天洋丸さんと開発された沖田さんのお店へと向かいました。店内は野菜はもちろん、珍しいエソ出汁、藍のお茶、こだわりのコーヒーからスイーツまで幅広いラインナップで島原半島の”食”が陳列されており、次から次に目移りしてしまいました。また店内で提供しているホクホクのシルクスイート品種の焼き芋はこだわりの焼き加減でその場にいた全員があっと言うまに食べきってしまうほどでした。特に個人的に気になって仕方なかったデストロイヤーと言う品種のじゃがいも、まさに見た目はプロレスラーのデストロイヤーを彷彿とさせるビジュアルですが、中はキメの細かい滑らかな食感が楽しめるとのことでスイーツにも用いられている品種だそうです。

焼き芋で満たされた一行は次に島原野菜をふんだんに使用したドレッシングを開発されたベジドリーム さん

続いては、新鮮野菜がとにかく充実した、見晴らしが素晴らしいカフェレストラン”ベジドリーム” さんでランチをいただきながらドレッシングの味比べを楽しみました。メニューは薬膳カレー、豆腐ステーキ御膳など気になるネーミングのものが並び迷いに迷いましたが、その中でも一番気になったチキンオーバーライスなるものをオーダーしました。しばし、生野菜サラダバイキングで島原の新鮮野菜を楽しんで待っていると、また生野菜をふんだんに盛り付けたプレートが運ばれてきました。あれ、チキンオーバーライス、、。と思いましたがなんと生野菜の下がチキンオーバーライスしていました。普段の不摂生を改善するにはもってこいなくらい沢山の野菜を食べられるベジドリーム さん、本当に身体に嬉しいカフェレストランです。さらに気に入った味のドレッシングも買って帰れるので、野菜が好きな方、野菜不足を解消したい方にはこれ以上ないスポットです。

島原半島最後の訪問先は旅館松栄さんへ。有名シェフも美味しいと言った最強の野菜プリンに出会う。

めちゃくちゃ美味しい野菜プリンがあると聞きつけ辿り着いたのは、何故か老舗の旅館。まさかここで??。その意外性もさることながら、食べる人食べる人、口を揃えて絶賛する野菜プリンがここで作られているのです。長崎県雲仙市で栽培された野菜やスイーツの風味がいきた“雲仙野菜ぷりん”は、じゃがいも、雲仙茶、にんじん、さつまいも、ブロッコリーなどの様々な素材を使ったプリンなのですが、野菜嫌いな子供も虜にする味で野菜の繊維質は各素材ごとに感じられるのですが、野菜の青っぽい感じもなく美味しくいただける不思議なスイーツなのです。また着色料や保存料を一切使っていないため、ご家族みんなで安心して食べらるのも魅力の一つです。

島原半島の生産者、事業者さんを巡る旅を終えて。

2日間の滞在と、非常に短い間でしたが、島原半島の素材や生産者さん、事業者さんの魅力を五感で感じることができました。特に、印象に残っているのは加工品を製造されている事業者のみなさんが着色料、保存料などをできるだけ使わず丁寧に試行錯誤を繰り返しながら商品開発されていることでした。身体に優しい味付けも事業者さん一人一人の人柄を反映するような印象を受け一気にファンになってしまいました。まだまだ島原半島の外では知られていない素晴らしい”食材”が豊富にあり、きっと一つ一つの商品が生まれたストーリーを伝えられると日本全国でたくさんのファンがつくに違いないと感じました。とにかく、また島原半島の皆さんに会いに行きます!


最後までお読みいただきありがとうございます! 今後もキャリアのことや、仕事の中で得たおもしろい学びを発信していきます。お役に立てたらうれしいです^^