見出し画像

冒険心くすぐるウブドへ(2018年4月)

※2018年に書いて公開していなかった文章を再編してます。

去年の9月、アースカンパニーの田丸さんと出会ったのきっかけにインドネシアはバリ島にあるウブドに対して想いを募らせていた。
何故、ウブドに興味関心が湧いたのか今となるとあまり思い出せないけど感覚的に強烈に行きたいと思ったことは印象に残っていて、実際にウブドに行った今もまたウブドに戻りたいと思っている。
何がウブドにあったのか。

画像1

強烈な生物としての人間の生活。

僕が一番強く感じたのはこの一言に凝縮されている。
祖母の田舎が高知や香川の田んぼや山に囲まれたところにあったこともあり景色はウブドに劣るけど存在するものはそんなに変わらない。
幼いころから夏休みなど大型連休の期間中、毎回通っていたそんな田舎の環境に似ているけど、何かが圧倒的に違う。
それは、人口によるところが最も大きいと感じた。
戦前のことは分からないけど、自分が幼い時にはすでに地方は人口が減り続けて特に若い人は本当に少なかったことを記憶している。
ウブドには若い人がたくさんいて海外からの長期滞在者も大量にいて、ローカルとビジターが共存している。
全くお互いの価値観は違うと思うけど、外から見ると地元の若い人へは凄まじい影響があると感じている。(What's upやfacebookなどSNSアカウントを多くの人が持っている)

画像2

ウブドでのリモートワークの可能性

ウブドのカフェはほとんど欧米人で埋め尽くされている。
しかも皆んなMacを広げてオンラインミーティングしたり、作業している。
そういったカフェのwifiはそれなりに使えるので朝ヨガに行った後、ヴィーガンランチを食べながら午後はゆったりと仕事をする。
それがウブドにきている長期滞在する欧米人の標準的な過ごし方だとアースカンパニーのトモさんから聞いたときは、なるほどどうりで(あらゆる)自然志向な雰囲気の人が多いのも納得です。
今回はコワーキングスペースは利用する機会が無かったですが複数あるようでより仕事が捗りそうです。

ローカルに住む人と仲良くなるとより楽しい。

今回初日に空港までTAXIで迎えにきてくれたDewi,とすっかり仲良くなった。
他のアジア諸国でも現地の人と仲良くなることはあったけど、ウブドの人はとても自然に仲良くなれたのが印象的。
最初から心開いているというか、初対面の時は警戒するんだけど、心から純粋にサポートしてくれようとしているのが伝わってきて、すっかり仲良くなった。彼の住む300人ぐらいの小さな村に連れて行ってくれ、町のセレモニーの話しなどを聞かせてくれた。ローカルの人の暮らしや信仰についても少し感じられたことはとても大きかった。

画像3

ウブドへ行った本当の目的。

Connecting The Dots。冒頭に書いた通りまさに点と点を繋げるような出会いからウブドに行ったのだけど、その経緯はSusanooのイベントで出会ったアースカンパニー田丸さんとの約束、Bridge Kumamotoでブルーシードバッグが誕生した背景などがリンクして佐藤かつあきさんに声をかけ、韓国のアートディレクターHanさん、プロダクトデザイナーのJPがそこから繋がり、総勢6名の有志が現地集合するという形で実現した。
僕らがウブドに行った本当の目的は海に囲まれた同じアジアの国々が抱える共通の課題を新しいアプローチで解決する糸口を見つけられないかと考え、それを実現するために各自のバックグラウンドを最大限活用したチームをビルドアップして立ち向かいました。
詳細はまだ書けないこともあるけれど、帰国後、具現化に向けて各々がアクションを取っています。

画像4

本当のことは現地で体験するしかない。

このウブドツアーを終えて一番印象に残っているのは、想像は想像でしかないし、現実は直接触れない限り、誰かのバイアスがかかっているという当たり前の事実でした。
現地でのことを記事にするには生々し過ぎて躊躇しますが、実際問題、1次情報以外は全て誰かしら何かしらの意図が込められていることを肝に銘じなければいけないし、現地を見ないことには何も理解しえないと思います。
最近でこそ自分で体験したもの以外は、その人の体験した話として聞いていますが、自分の置かれた状況や取り巻く人々次第で知らないうちに、誰かの考え方や世論(トレンド)を意識して動いているのだと思います。
その事実を改めて体感するだけでも旅には十二分な価値があると思います。

画像5

画像6

具現化する力。

僕らはすでに見て触って知ってしまった。
だからこそ責任を持って具現化させたい。
普段通りに生きているとどうしても惰性的になってしまったり、熱が高い分、冷めてしまうと手がつけづらくなってしまうことは自分自身、数えきれないほどイタイ思い出があります。
ただ世の中に問う為には具現化して見てもらうしかないのです。
なので困難であっても、必ず具現化させたいと2年の歳月を経て、REF®️はようやく陽の目を見ることになりました。
プロダクトを触るということはリアルな体験として、
あなたの元に現実の情報として届けられると信じています。

中屋 祐輔

画像7

画像8

produced by BRIDGE KUMAMOTO
Planner: 中屋 祐輔 (ドットボタンカンパニー/dot button company )
Creative Director: 佐藤 かつあき
Product Designer: Jongwon Park
Art Director: Heeseok Han
PR: 田中 美咲( Morning after cutting my hair)
Production Assistant: 村上 直子
Coordinator: Earth Company(https://www.earthcompany.info/ja/)
Molding: 有限会社ウエキモールド(http://ueki-mold.com)
Assemble: UMU(http://umu2014.com/about.html)




最後までお読みいただきありがとうございます! 今後もキャリアのことや、仕事の中で得たおもしろい学びを発信していきます。お役に立てたらうれしいです^^