中塚佳寿紀

株式会社建築家コミュニティ代表取締役(https://www.kenchikuka-c…

中塚佳寿紀

株式会社建築家コミュニティ代表取締役(https://www.kenchikuka-community.com/)/一般社団法人日本空気と水の衛生推進機構事務局長(https://jawho.or.jp/)/元インドネシア森林保全PJ管理者/趣味は剣道

最近の記事

Studio 3DX|超高速なレンダリングソフトで3Dシーンに革命を起こす!

GW明けから新しい仕事が始めようとしてます。不思議なご縁が出来て「Studio3DX」というレンダリングソフトの代理店をすることになりました。6月発売予定、5月7日より先行してクラウドファンディングPJ(割引クーポンの返礼あり)を開始します。 Studio3DXは、専用ソフトでデザインされた3Dモデルのインターネット掲載を超高速化・超効率化するレンダリングソフトです。3Dモデルのアップロードから視覚化まで要する時間はわずか数秒間。ビジュアル編集ツール完備。作成した3Dシーン

    • RhinocerosⓇ販売代理店としての業務

      株式会社建築家コミュニティは3D-CADソフト RhinocerosⓇ(ライノセラス)の公式販売代理店です。 当社では主に3つの方法で販売をしています。 ECサイト|建築家コミュニティのお店 BASE(初期費無料で構築できるECシステム)で構築した通販サイトです。手厚い技術的サポートを自社で内製できない分、できるだけ安い価格で提供するよう心がけています。クレジットカード対応なので即決済を済ませられるのも強みです。2024年4月からAmazon PayとPayPalにも対

      • 全快

        昨年クリスマスに重めの脳震盪をして以降、運動、運転、お酒を自粛していましたが、先週にMRI検査を受けた結果「全快」との事で、ようやく活発に動ける事になりました。関係者の皆様にはご心配をおかけし、たいへん申し訳ありませんでした。 そして38歳の誕生日も迎えて、心機一転頑張っていこうと思います。 画像はMidjourneyが「2月の空」というお題で描いてくれたものです。今この文章を書きながら「まだ1月だった!」と気がついた所です。日付の感覚が間違ったのは、頭を打ったせいなのか

        • 当たり前のような日常への感謝

          この度の能登半島地震において被災された多くの皆様 関係者ならびにご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。 2024年は大地震だけでなく、飛行機事故、大規模火災、無差別の刺傷事件と驚くほど悲しいニュースが続く幕開けでした。 個人的にも、年末にひょんな事で転倒して重めの脳震盪となり、一時的な記憶障害で約1年分の記憶を一旦は忘れ、療養して少しずつ思い出しながら新年を迎えました。転倒直後は会話もへんてこで周りに大変な

        Studio 3DX|超高速なレンダリングソフトで3Dシーンに革命を起こす!

          クラウドファンディングで「古民家再生のスキャンとプラン」の先行サービス受付開始

          少しずつ忙しくなってきた感じがしてきました。 ■CAMPFIREプロジェクトが開始クラウドファンディングサイト:CAMPFIRE(キャンプファイヤー) 期間:2023年11月14日~2024年1月15日 先行サービス価格:2,200,000円(税込) 先行サービス内容:建築家と技術者の現地調査、メンテナンスの助言、リノベーションの提案 先行サービス提供時期:2024年1月より順次先行サービスを提供 https://camp-fire.jp/projects/view/68

          クラウドファンディングで「古民家再生のスキャンとプラン」の先行サービス受付開始

          夢は人を雇うこと/人を雇うことは夢

          独立起業した後に芽生えた感覚なのですが、「人を雇う」って現実離れした夢のような話だなと、今、心の底から思っています。自分ではない誰かが、代わりに仕事をしてくれて、お金を稼いでくれるなんて! 世の中の多くの会社が、当たり前のように人を雇っている中で、なぜ自分には現実離れしているように見えるのか、自分の気持ちを少し掘り下げて考えてみました。 仕事上の「役割」と組織上の「立場」は一致させたい 定型的な仕事では、指示する人と指示される人が明確です。仕事上の役割と、上司(雇用者)

          夢は人を雇うこと/人を雇うことは夢

          仕事の属人化は悪なのか【研修②】

          写真は休日風景です。趣味の剣道を子供と一緒に。 「属人化」と「仕組化」今回は経営者目線を持って現場で戦う正社員(企業戦士)を育てる社内研修の具体的な進め方になりますが、その前にご質問があります。 皆さんは「仕事は属人的なものだ」という主張と、「仕事は仕組み次第だ」という主張のどちらにより賛同されますか? 前者の言うように、個人の専門性や創造性が革新的なアイデアや問題解決につながることは明らかですが、個人に依存しすぎると、彼らの退職や休暇によって事業の継続性が損なわれるリ

          仕事の属人化は悪なのか【研修②】

          AIが建築設計ツールを操作

          巷では「建築設計の仕事はAIに代替される」といった話があり、正面からその可能性について理解を深めたいと思いまして、ちょうど手元にあるCADソフトのRhinocerousⓇをChatGPTで動かしてみました。 ①ChatGPTはどうやってRhinoの操作をするのか? まず最初にChatGPTにRhinoの操作ができるか?という質問を何度か繰り返した所、しぶしぶといった感じではありましたが、手順を教えてくれました。こうして、知識ゼロから前向きに会話のキャッチボールができるのは

          AIが建築設計ツールを操作

          会社組織の中で良いチームを作る工夫【研修①】

          写真は2018年末にジャカルタ剣友会の送別会として立ち切り(その場全員と連続で試合をする)をして頂いた時のものです。はっきりとは覚えていないのですが、水分補給のため一旦は面を外した時の写真だと思います。暑いジャカルタでの立ち切りは過酷で、手ぬぐいをぐっと握っているのは、気合を入れていたのかも知れません。 2019年1月に帰国して、もとの専門分野とは畑違いのIT企業に転職して、専門分野が全く異なる部下を持つようになりました。日本人同士の異文化コミュニケ―ションは、インドネシア

          会社組織の中で良いチームを作る工夫【研修①】

          物理的な制約のある仕事

          2016年から約3年間という短い期間でしたが、森林再生PJを現地で統括する経験をしました。 森林管理と、他のビジネス分野を比較した時、大きな違いは「空間の広がり」「時間の長さ」の2つだと思います。 *** ①空間の広がり 森林は面積が広いです。 海外では10万haといった広大な面積を管理しているケースもあります(私の場合は数百haでした)。 広い場所の隅々まで神経を行き渡らせることは簡単ではありません。 単純に現場を行ったり来たりするだけで時間がかかるので、自動車のよ

          物理的な制約のある仕事

          自分で歩いて食べて寝るお金

          以前に勤めていた住友林業時代、3年間のインドネシア駐在を経験しました。 その仕事の中で、頻繁に行く機会があったスンバ島は、コモドオオトカゲで有名なコモド島の南100kmぐらいに位置しています。 9割以上がイスラム教徒のインドネシアですが、スンバ島は珍しくキリスト教徒の多い島で、日曜日は街の教会からアップテンポの讃美歌が聞こえてきます。 スンバ島民にとって、家畜は最も重要な財産です。 庭の水牛を「いくらの価値?」と聞くと「角が立派だから300万円!」といった答えが返ってきます

          自分で歩いて食べて寝るお金

          途上国の森林保護と地域住民の生計向上

          以前に在職していた住友林業では、東京からの出張ベースと現地駐在も合わせて約5年間ほど、東南アジアでの環境保護活動を担当しました。 東南アジアでは、地元住民の無計画な農林業による森林破壊が多く、持続的な方法で地元経済を回すことが非常に重要です。 こうした活動の中で、私が影響を受けた方に、ベトナム・ハノイでコーヒーショップを経営しているフォンさんという方がいます。 彼はコーヒー栽培を通じて農家に賢く生きる方法論を伝えています。 賢く生きる方法①:商品の差別化 ロブスタ種(缶コ

          途上国の森林保護と地域住民の生計向上

          困った時に役に立つ

          林政分野で大学院(修士)までを学んだ後、2010年に住友林業へ就職しました。まず最初は、建材メーカーの商材を建材問屋へ卸す専門商社の仕事を経験しました。 これからは、商流の間に入って口銭を頂くビジネスモデルが今後どうなるのか?という問題はある気がしますが、私は当時の上司から「困った時に役に立つのが商社の役割だ」と教わりました。 2011年3月11日の震災の日は、上司と一緒に新大阪の介護用ユニットバスのショールームを訪問していました。 関西なので震源地から遠くはありましたが、

          困った時に役に立つ

          林業のコミュニティを研究した学生時代

          大学では農学部で林政(森林を人文・社会学的アプローチで研究する学問)を専攻して修士まで進みました。 このとき、学士論文で若手林業従事者の離職問題をテーマに取り組みました。 林業労働者の減少・高齢化は今も続いている問題で、「林業の収益性」「限界集落」「労災」といった様々な問題が絡み合っています。 当時(2007年)は若年労働者雇用に補助金をつける「緑の雇用」という制度が始まって数年が経過した頃で、せっかく雇用した若手が離職する問題が発生していました。 この問題に取り組む他の

          林業のコミュニティを研究した学生時代

          コミュニティに救われてきた人生

          中塚佳寿紀(なかつかかずき)と申します。 裏表のない正直な人生を歩もうと心がけております。 趣味は剣道です。今まで、剣道コミュニティに助けられて生きてきました。 学生時代、もし部活が無ければ登校するモチベーションを保てませんでした。 新社会人の当時「彼女いない歴=年齢」だった私が奥さんと出会えたのも、剣道部の後輩の紹介のおかげでした。 インドネシア赴任した時、仕事面は厳しい事が多かったですが、現地の剣道コミュニティが心の支えでした。 転職や起業も、剣道のつながりがきっかけで

          コミュニティに救われてきた人生