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習慣化:目標よりもアイデンティティ

今読んでいる本でランニング視点でも良いものがあったので書いておきます。

ランニングは習慣はとっても大変です。これに限らず勉強・ダイエット・仕事、、なんでも習慣化は大変です。

習慣化についての本を読んでいます。
ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

この本を読んで”ランニング習慣に当てはめたらどうなるか?”と書いています。

人は何かを始める時に「目標(モノ・コト)」にフォーカスしがちです。
たとえば「3Kg痩せたい」「マラソン完走したい」という目標。

これはこれで大事ですが、目標を達成した後に継続の動機が無くなってしまいます。せっかく始めたランニングをより長い期間継続できればもっと良いことがある、と思います。

この本では「目標設定よりもアイデンティティ設定」と書いています。

「自分はこういう人になりたい」と思うことです。

たとえば
「ランナーになりたい、あり続けたい」
「健康な人でありたい、あり続けたい」

”アイデンティティを設定しそのための小さな行動を続けることが大事”
”一つ一つの行動が、そのアイデンティティへの賛成・反対の一票を投じていることになる”

たとえば
「今日は走れた」で賛成に一票
「週末は走らなかった」で反対に一票
「必要以上に食べ過ぎた」で反対に一票
という感じです。

全てが賛成票(例:10対0)である必要はなく、より賛成が多い状態(例:7対3)であれば良い、とのこと。

・できるかどうかは別にして、まずはアイデンティを設定する
(「こんな人になりたい」)

・それに向けた小さな行動を完璧でなくて良いので重ねる

ということが大事と感じました。

書いてみると自然なことのような気もしますが、方法論が氾濫している現在では、目標(モノ・コト)や手段に焦点が行きがちです。

振り返ってみると私の場合は「ランナーである」と自覚したのは、すっかりランが習慣化してレースに出始めたころでした。走り始めて2年後くらいだったと思います。(初期はランニングが大嫌いだったこともあり)

今から思えばもっと早く、全然走れてなくても「ランナーになる、なりたい」とアイデンティティを持っておけば、開始初期の習慣化はもっとしやすかったかもしれません。

一方でランニングが習慣として定着した現在でも、この考え方は使えると思っています。

今はレースには出てませんが、生活・仕事・精神面へランニングの良さは実感しているので継続はしていきたい。

一方で(レースしてた頃の)ストイックさは無いので、自分の悪い習慣がたまに出る(例:ストレス食い)のが残念。

「ランナーであり続ける」というのを自分のアイデンティティとして改めて持とう、と思いました。

”そんな人(アイデンティティ設定)ならどうするか?と自問する”

そうすることによって「ランナーならばどうするか?」という自問自答をし
・(ランナーなら)「週に2−3回は走ろう」(良い習慣の継続)
・(ランナーなら)「ストレス食いはそんなにしない」(悪い習慣の軽減)
という行動を取れるようにしていきたい。

まだ1/3位しか読んでしてないので全体的カバーできてないと思いますが、ランニング習慣化にも良い内容だったので書きました。

ご参考になれば幸いです。



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