安心感の土台づくり

■安心の土台はどう作る？？

さて、ここが肝心で結局難しいところです。
心理的安全性が大事と巷では聞くけれどもどうすればいいかがみんな悩ましいところです。

私が行っているアドベンチャープログラムではそのための手段として
たくさん遊んでいきます。

例えば「タコツボ」という遊び。
3人で人チームを作る。
そこで2人は手を重ねタコツボを作る。
その中には1人タコがいる状態。
ファシリテーターがタコ！といえば全てのタコが移動していく。
またファシリテーターがタコツボ！といえば全てのタコツボの人が移動する。

■どんなことが起こる？？

この活動ではあたふた移動します。「あ、早く移動しなきゃ！」と。

そしたら気づいたらあまり話したこともない人とも組む必要が出てくる。
「あ、どうも笑」みたいな感じで。

この”気づいたら”というのが案外大切です。
誰からも強制されず、自分で、無意識に知らない人とも交流している。

そうすることでちょっとずーつこのコミュニティへの安心感を作っていく。
自分はここにいていいんだ、みんなにも認めてもらえていると体感できます。

そんなふうに遊んだり、ふざけたり、一生懸命になったりして
一人ひとりがちょっとでも居心地のいいと思える環境を作っていきます。