「深い学び」

今日は、田村学先生の「深い学び」について

以前、田村先生の講演会にお邪魔したときには

「気さくな方で何時間も話を聞いてられるなぁ」と感じさせるほど

おしゃれでユーモアのある方だった。

今回「深い学び」を読んだ中で、子ども達の知識が構築されるプロセスを学ぶことができた。

知識とはには「宣言的知識」「手続的知識」がある。

宣言的知識とは、「〇〇は△△だ」のように「鎌倉幕府初代将軍は源頼朝だ」みたいなものである

このような宣言的知識は、他の宣言的知識と結びつくことで、概念的で構造的な知識へと繋げていく。

「手続的知識」とは何度も同じ手順を繰り返すことで少しずつ獲得する知識である。

深い学びの実現のためには、これらの知識・技能に思考力・判断力・表現力を結ぶつける必要がある

深い学びのキーワードとして「つなぐ・つながる・つなげる」があり

知識を繋ぎ、結びつけ関連づけることで深い学びを実現していく。

田村先生は「深い学びとは知識技能が関連づいて、構造化されたり、身体化されることで高度化し駆動した状態に向かうこと」とまとめている

私は知識・技能を身につけさせることに捉われすぎる節があったが、今回この本を読んで、知識について個別化し、子ども達がの学びのプロセスを作っていく必要性を感じた

アクティブラーニングもただ話すだけでなく、話すことで自分の意見を明確化することを目的にしていると思った

他にも、校内研究のあり方についてなど、非常に学びの多い書籍であった。

繰り返し読むことでまた違った気づきに出会えそうな本であった。

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