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出産予定の病院での母親学級 内容まとめ

ママ&ベビー編

妊娠24週から30週の妊婦さん対象

持ち物は、母子手帳とテキスト

体重コントロール

妊娠期の体重のコントロールはとても重要で、
もし体重が急激に増加してしまうと
妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になるリスクが高くなってしまう。

妊娠する前の体重で自分のBMIを計算する。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

やせ:18.5未満
ふつう:18.5以上25.0未満
肥満:25.0以上

という区分になり、

出産までの推奨体重増加量は

やせ:9~12kg
ふつう:7~12kg
肥満:個別対応

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妊娠中の栄養

食事バランスガイドとは
主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果実
を一日にどれくらい食べればいいのかをイラストで示しているもの。

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https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/kakudaizu.html

妊娠中期、末期では赤ちゃんの分を付加した量を食べるようにする。

外食では、できるだけ定食を選ぶ。

特に、鉄分、葉酸、カルシウムが含まれている食品は積極的に摂る。

ビタミンA、ヨウ素、カフェインの摂取には注意する。

塩分の過剰摂取はむくみや高血圧の原因の一つになるので
1日の摂取量は7gを目安に。

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妊娠中のマイナートラブル

便秘
黄体ホルモンの分泌により消化器官の動きが鈍ったり、
水分不足、運動不足によって起こることがある。

食物繊維や水分を多く摂取する。
運動する。
医師に相談し、薬を処方してもらう。

むくみ、静脈瘤
大きくなった子宮によって、血流が悪化すると起こる。

長時間同じ姿勢をとらないようにする。
寝るときは足を高くする。
着圧ソックスを履く。

腰痛
子宮が大きくなり、体のバランスをとるため
反り返った姿勢になり、腰への負担が大きくなり起こる。

骨盤のベルトを着用する。
温めて、マッサージをする。

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病院に連絡するべき症状

出血
妊娠中の出血は異常を知らせるサイン。
妊娠中期以降では、切迫早産や前置胎盤、常位胎盤早期剝離などが考えられる。
出血した場合は、できるだけ早く病院に連絡する。

お腹が張る、下腹部が痛む
軽くお腹が張るときは、横になって休む。
それでも張りがおさまらないときは、病院に連絡する。

破水
バシャーと音がして水が流れ出す破水や、チョロチョロと少しづつ流れ出す尿と似ている破水もある。
破水と尿を判断するのは難しいので、少しでも疑わしい時は病院に連絡する。

胎動がない
40分から1時間ほどたっても胎動が一回も感じられないときは、なんらかの異常のサインである可能性が高いので、病院に連絡する。

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面会について

コロナの影響で
分娩の立ち合いは旦那のみ
面会は禁止

赤ちゃんの育児用品の準備

必要なものといらないものについては
今後、別の記事に詳しくまとめます。

沐浴のやり方

服を脱がす前に、洗面器、ベビーバスにお湯を入れる。
濡らしたガーゼで赤ちゃんの顔を拭く。
目は目じりから目頭にむかって。
顔は3の字または8の字を書くように。

ベビーソープをつけて洗う。泡をガーゼで拭きとる。

そのあとに、服とおむつを脱がして
左手で親指と中指で耳の後ろを持って、赤ちゃんの首を支える。
右手は足の間に入れて体を持ち上げて、ゆっくりベビーバスに入れる。

髪の毛を洗う。
腕は指から脇に向かってくるくる回すように洗う。
首、胸、お腹を洗う。
右手を赤ちゃんの脇に入れて赤ちゃんをひっくり返す。
背中を洗う。
体を戻して、足とお尻を洗う。

最後にかけ湯をする。
一人の場合はかけ湯なしで、お湯からあげる。

バスタオルで押さえ拭きをする。
おむつを当てながらおへその消毒をする。

服を着させて、耳と鼻を綿棒で拭く。

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予防接種について

生後2か月からスタートする。

産まれてからは毎日バタバタするので、
2か月はすぐに過ぎてしまう。

妊娠中に予定を考えておくこと。

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