子どもがほしいと思ってから、妊娠するまでの話
子どもが欲しい
旦那と出会う前までは
自分なんかと血がつながっている子どもなんて産んだらかわいそう
絶対に自分の子どもはほしくない
と思っていた。
自己肯定感が低すぎのネガティブ人間だった。
旦那と出会ってから少しづつ変わっていった。
「自分のこういうところが嫌い。死んでしまいたい。」
とネガティブな思想に進んでいくのをいつも止めてくれた。
私のいいところをたくさん褒めてくれた。
お世辞を言うタイプじゃないから、
それがとても嬉しくて
だんだん自分はダメな人間なんかじゃないんだな
と思えるようになっていった。
それから旦那と結婚して、
二人で子どもを育てていく未来を考えるようになった。
「二人の子どもがほしい」
旦那も同じ気持ちだった。
でも、想像していた以上に妊娠することは簡単じゃなかった。
妊活開始
なんとなく体がだるい。
お腹が痛い。
熱っぽい感じがする。
今回はいつもと違うかも!
妊娠の超初期症状かもしれない!
と思ったけど、普通に生理が来る。
そんなことを何か月か繰り返して
もしかしたら
自分は子どもができないのかもしれない
と不安になってきた。
妊娠について、不妊症について、体のしくみについて、いっぱい検索した。
妊娠する仕組みは
月に一回、卵巣から卵子が出てきて、卵管に入って
卵管の中で精子と出会って受精するという流れ。
この卵巣から卵子が出てくる排卵日を把握しないといけないが、それがめちゃくちゃ難しい。
排卵日はアプリで予測してくれるものもあるが基本的には毎朝、基礎体温を記録して確認する。
基礎体温のグラフは低温期と高温期にわかれていて、その変わり目が排卵日になっている。
https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/shittemiyo/body02.html
3000円くらいの基礎体温計を買って、毎朝測ってみた。
使い方は、起きた直後に寝ころんだまま基礎体温計を舌の裏側の付け根に当てて口を閉じて5分待つ。
これがなかなかめんどくさい。二度寝しちゃう。
忘れないうちにアプリに記録する。
なぜかガタガタなグラフが出来上がる。
いつが排卵日なのか全然わからない。
基礎体温のグラフがきれいな二相にならない原因として
そもそも排卵ができていないのではないか
と不安になる。
排卵日予測検査薬を買ってみる。
これは排卵する前に分泌される黄体形成ホルモン(LH)を検出するもので、陽性反応が出てから約40時間以内に排卵が起こる。
これでタイミングをはかってもダメだった。
何回がんばっても生理が来る。
妊娠できないかもしれないという不安と生理のイライラでメンタルの限界だった。
「私は妊娠できない体かもしれない。結婚してごめんね。後悔してるよね。」
と旦那に泣きついた。
「全く後悔してないよ。子どもがほしいって言ったけど、二人で生きていく未来もいいと思ってる。好きで結婚したんだから一緒にいてくれたらいいよ。」
って何度も言ってくれた。
「でも、心配だったら一回病院に行って検査してもらおう」
次の休みに、二人で不妊治療のある病院に行ってみた。
「妊活しはじめてどれくらいですか。不妊症というのは1年以上がんばっても妊娠しない場合のことをいいます。意外とね、そんなにすぐ妊娠しないんですよ。そんなに不安にならなくても大丈夫。」
病院の先生にそう言われると、少し安心した。
妊娠した
それから、基礎体温を測るのも排卵日予測検査薬を使うのもやめた。
すると、
あれ?
今回、ちょっと生理来るの遅いな。
もしかして、妊娠したかも。
すぐに妊娠検査薬を使いたかったけど、早すぎるときちんとした結果がでないから生理予定日から1週間以上待って検査してみた。
正確に何日から使用できるのかは、最終月経日を入力すると計算してくれるサイトで確認した。
あんなにがんばって毎朝、基礎体温を測って、アプリに記録して
グラフとにらめっこしてたときは全然妊娠しなかったのに。
妊活はあんまり神経質にならずに待つことが大事なのかもしれない。
ほんまに妊娠って奇跡。
妊娠検査薬は『p-CHECK・S』を使った。
https://www.mizuho-m.co.jp/pregnancy/
朝に検査してみると、陽性反応がでた。
旦那に報告すると
よかった!といって抱きしめてくれた。
仕事は手につかなくてずっとそわそわしてた。
このころからつわりっぽい症状が出始めていて頭痛と眠気がひどくていつも通りご飯を食べてたら気持ち悪くなって吐いてしまったこともあった。
次の休みの日に産婦人科を受診した。
子宮の中に胎嚢(赤ちゃんが育つ袋)を確認することができた。
最終月経日の初日を妊娠0週とカウントするから
このころには妊娠5~6週目(妊娠2か月)になってた。
また2週間後に行くと、赤ちゃんの心拍を聞くことができた。
市役所に妊娠の届け出を出しに行くのは、心拍を確認してから。
本人確認書類を忘れずに。
そこで
・母子健康手帳
・妊婦健康診査受診手帳
・マタニティマーク
・母親教室で使う教科書
・子どもの予防接種手帳
とかをもらった。
赤ちゃんがお腹の中で
どうやって大きくなっていくのかとか
準備しないといけないものとか
いろいろ書いてあって読んでるだけで
にやにやしてしまってた。
これからのことを考えるとまだまだ不安なこともいっぱいあるけど、順調に育っていってくれたらいいな。
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