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お花にときめいちゃう話

最近、お花にときめいてしまいます。

ちっちゃい頃、バレエの発表会でよくきれいな花束をもらいました。
けれど、そのころのわたしは、あまりお花に心がおどったことはありませんでした。
それよりだったらチョコレートとか、色とりどりのゼリーとかをもらったほうが嬉しかったのです。

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なのに今は、お花が嬉しい。

なんともいえない特別感があって。
大切な人にしかお花を選ぼうとおもわないから、だれかに選んでもらうと、
すごく大切にされてる気分になります。

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誕生日に、先輩がお花をくれました。
ちっちゃなブーケに、花瓶もつけて。
家に帰って、うきうきしながらお花を飾ったら、なんだかお部屋の空気があかるくなって、さみしくなくなりました。

ふしぎなパワーがありました。

それからはわたしも、大切な人にはお花をおくるようになりました。

「あなたは大切な人なんだよ」って思いをこめて。

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でもわたしも、お花を選んでもらえるような人になりたいです。

こんなことしか思いつかない自分がはずかしいですが、わたしは「お花が似合う人」になろうとおもいました。
お花が似合う人なら、お花をプレゼントしたくなるかなって。単純です笑

わたしの中の「お花が似合う人」は、
ふんわりしたやさしい雰囲気で、
まわりの人たちを大事にできる人。
そしてどちらかというと素朴で、自然体な人。

特別な日にお花をもらえるような、
すてきなやわらかい人になりたいな。

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大人になったせいなのか、
せかせかした日常に疲れているからなのか、
ひとり暮らしでさみしいからなのか・・・

とにかく今のわたしは、お花にときめいちゃう、そんなたわいもないお話でした。

なかたこまこ


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