見出し画像

「普通」への執着が「生きづらさ」を生む

こんにちは、なかしまです。
今回はタイトルにもある通り、
「生きづらさ」について書いていこうと思います。

あなたは今、生きづらさを感じていませんか?
本音を押し殺して社会に適合しようとしていませんか?

この記事では、
「生きづらさ」の根本的原因や
私が生きづらさから解放された過去についてお伝えしていきます。

読んでくださった方が
少しでも生きやすくなるような手助けができればいいなと
思っているので、
最後まで読んでいただけると嬉しいです。



生きづらさの原因

生きづらさを感じてしまう原因は色々あると思いますが、
私は「普通への執着」が原因だと思っています。

・学校に行くのが普通
・恋愛するのが普通
・結婚するのが普通
・会社員になるのが普通

子供の頃からたくさんの「普通」を刷り込まれて育ってきた私たちは、
いつの間にか「普通」を
果たすべき「義務」だと思い込んでしまいます。

自然と「普通」に当てはまっている時は、
楽で、安心できて、居心地がいいかもしれませんが、
いざ「普通」から外れると、
本当の自分を消して
「普通」になろうと必死になります。

ありのままの自分だと否定されるから、
自分を偽って
世間体や建前を優先して生きるようになる。

そうしていると、
だんだん「普通」に執着するようになり、
自分自身の本音や幸せを無視するようになって
最終的に起こるのは
自己否定から来る「生きづらさ」です。


生きづらかった過去

こんなに偉そうに語っていますが、
私自身も、過去すごく生きづらさを感じていました。

一番強く感じていたのは、会社員だったときです。
毎日の通勤も、出社も、電話に出ることも、
騒がしい環境でずっとパソコンに向かうことも
何もかもがストレスで、
この生活から逃げ出したい、とずっと思っていました。

でも、転職するにしても、
どういう会社なら
自分がストレスを感じず働けるのかわからないし、
履歴書を書いたり面接を受けたりするのも憂鬱だ。
それに、転職したって人間関係が悪かったら
今よりもっとストレスが増えることになる。
だったら今の会社で耐えよう。
そう考えて我慢していました。

また、同じ会社で働く先輩たちは、
そういった「会社員としての生活」に
不満はなさそうで、
仕事へのモチベーションも高かったので、
自分だけが仕事の愚痴を言うわけにはいかない、
なんとか「やる気があるフリ」をしよう、と
本音を押し殺して、
建前ばかり口にするようになっていきました。

そうして、本音を押し込めて、
我慢して働いていると
前回、自己紹介の記事でも書いたのですが、
体調を崩して働けなくなり、そのまま退職しました。

▽前回の記事はこちら


「普通」からの解放

会社員時代は
体調を崩しても、
「休んだら迷惑がかかる」
「これくらいで帰りたいなんて甘えだ」と
自分を追い込んで、ずっと無理をしていたのですが、

いざ仕事から完全に離れると、
「なんであんなに意地を張ってたんだろう」
「自分の健康より大事なものなんてなくない?」
と冷静になりました。

そして、強く実感したのが、
「普通」というレールから外れてしまったとき、
「世間体」は一切助けてくれない、ということです。

私は「普通」であることが
不幸せにならずに済む方法で、
「世間体」に従っておけば大丈夫、と
信じていたのですが、

私が勝手に思い込んでいただけで、
「普通」であれば「幸せ」になれるという
確証なんてどこにもありません。

信じて行動していたからといって、
レールから外れてしまったとき
手を差し伸べてもらえることもありません。

むしろ、自分の本音を偽って
「世間体」や「建前」など
外の価値観に沿って生きていたら、
不幸せになる一方です。

たまたま世間で言われている「普通」が
自分の価値観と合っていて、
それが自分の幸せだ、と言えるなら
それは良いですが、

そうじゃないなら、
「普通」になろうと頑張ることはやめた方がいい。
そう、強く感じました。


自分の本音に沿って生きられるようになる

仕事を辞めてからは、
たくさん本を読んだり、
家でゆっくりドラマを見たり、
自己理解のプログラムを受けたりと
自分のやりたいことだけをして
過ごしました。

その中で、自分の本音を取り戻し、
だんだんと自分の価値観に沿って
生きられるようになっていきました。

今、私は派遣バイトで生計を立てていて、
いわゆるフリーターと言われる立場です。
人から、「資格でもとって就職しなよ」とか
「派遣バイトなんて会社員になれなかったやつが
逃げで行く場所で、ろくなやついない」なんて
言われたこともありますが、
「もう会社員はやりたくない」という
強い本音に従って選んだ道なので、
会社員だったころよりよっぽど生きやすいです。


今、生きづらいあなたへ

もしあなたが今、
生きづらい、しんどい と感じていて、
「でもやらなきゃ」
「頑張らなきゃ」
と思っているなら、
それはあなたの「本音」ではなく
世間体に埋め込まれた「義務感」かもしれません。

これからは少しずつ、
「楽しそう」
「やってみたい」
などの「~したい」という本音を探し始めませんか?

いきなりプラスの感情に持っていくのが難しければ、
まずはマイナスをゼロに持っていくことを目標にすると
良いかもしれません。

行きたくない飲み会は断ってみる。
早く帰りたいなと思ったら
周りが残業していても定時で帰る、など。

初めは小さな一歩でも、
自分に嘘をつくのをやめれば、
だんだんと生きやすくなっていくはずです。

「普通」への執着を少しずつ手放して、
自分らしさを取り戻していきましょう。


ここまで読んでいただきありがとうございました!

また次回お会いしましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?