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2023年 68冊目『話し合いの作法』

中尾塾でもお話し頂いた立教大学の中原教授の本です。

中原先生の本は実践的ですね。

この本もそうでした。

対話に必要な要素を

3層、8つの要素で説明しています

①前提・マインドセット

1対話とは「ケリのついていないテーマ」のもとでに話し合いである

2対話とは「人が向き合って言葉を交わす風景」である

3対話には「フラットな関係」がよく似合う

②行動

4対話では「自分」を持ち寄る

5対話では「お互いのズレ」を探り合う

6対話とは「今、ここ」を生きることである

③成果

7対話では「自分を疑い、他者に気づく」

8対話は「共通理解」をつくりあげる

これすごくないですか?

1はなるほど

3のよく似合うという表現が秀逸ですよね

4,5,6はまさにそうですよね

特に4は秀逸

5を前提にすれば、最初ズレがあるよねってスタートできます

7は戒めにできますし、8は最終的にはこうしたいって感じですよね

これ会議の前に確認すると良いですよね

中原さん、さすがです

▼前回のブックレビューです。


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