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2023年 41冊目『ぼくは勉強ができない』

なぜ手に取ったのか記憶にないのですが、山田詠美さんの小説です。

成績がそんなに良くないサッカー好きの17歳高校生の時田秀美くん。

彼は勉強はできないけれど、女性にはモテる。

皆のあこがれの同級生からも告白されて、断るくらいモテる。

秀美君はショット・バーで働く年上の桃子さんと熱愛中でもある。

桃子さんが昔の彼と一夜を過ごしたことも、彼の心をかき乱す。

居心地の悪い学校では、教師から凝り固まった価値観を押し付けられることに疑問を抱き悶々としています。

同級生や恋人、家族との触れ合いのなかで自問、葛藤を繰り返しながら揺るぎない何かを追い求める小説です。

そう考えると、私の高校生活は、こんなにモテなかったけれど

自由な価値観を教えてくれた先生や友人たちに恵まれていたのを再確認。

でも、やっぱり秀美君のようにモテたかったなぁ笑

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