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2019年 48冊目『このあとどうしちゃおう』

娘から誕生日プレゼントに貰いました。

ヨシタケシンスケさん、名前は知っていましたが、手に取ったことはありません。

絵本やさん大賞の第2位です。

ちょうど、先日のTTPS勉強会で発想を広げるために、いつもなら手に取らない本を読もうと考えていたので、手に取りました。

絵本というよりもマンガタッチです。

おじいさんが亡くなった後に、孫が遺品の中からノートを見つけます。

そこには、おじいさんが考える死の世界がマンガのように描かれているのです。

それがとてもユニークなのですが、深いのです。

次はどうなるのだろうと、手が止まりません。

しんだあとのよてい

てんごくにいくときのかっこう

うまれかわったらなりたいもの

てんごくってきっとこんなところ

こんなかみさまにいてほしい

いじわるなあいつはきっとこんなじごくにいく

こんなおはかをつくってほしい

みんなをみまもっていくほうほう

みんなにつくってほしいきねんひん

孫は、考えます。

すごく楽しい内容が書いてあるので

おじいさんは、死にたかったのかと?

でも気づきます。

そんなことはない。

そうではないから、これを描いたのだと。

そして、孫は考えます。

生きている間に、自分は何をしたいのか。

そう考えると、今を生きようと思うのです。

読後感がとてもさわやかです。

今を生きようって思います。

▼前回のブックレビューです。


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