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2021年 2冊目『環境再興史』

松岡正剛さんのHyper Corporate University AIDAの課題でした。

よみがえる日本の自然
わずか30年、なぜ劇的に改善したのか
・野生のトキは既に秋田や福井まで飛来
・七色の煙の北九州は環境モデル都市に
・水質が改善し過ぎて、下限基準ができた
こんな前向きな話が本の表紙を踊ります。

そして劇的に改善した例はまだまだあります。
・33羽まで減ったタンチョウヅルの保護が実って1800羽
・東京湾で海水浴場29か所、潮干狩りができる場所は15か所
・多摩川の川沿いの学校では、授業で水泳や水遊び、生き物の観察。年間1000万尾のアユが遡上

・川崎市は、人口増加率、出生率、婚姻率NO1で、もっとも住みたい町にランクイン
・北九州市は世界の環境都市モデルになり、世界中の環境保護の専門家が訪れ、国際会議が開催される・四日市や北九州のコンビナートで、工場夜景を楽しむクルーズで大賑わい。工場萌えが増えている。

・瀬戸内海や有明海はなどの20都市の海がきれいになった分、海水の栄養が不足し、海苔やわかめのの養殖に被害が出始めた。そのため排水の下限基準を設けて、下水処理水を流し込む検討を始めている。世界でも例のない基準!


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