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2018年5冊目 『週イチ・30分の習慣でよみがえる職場』

TTPS勉強会を一緒にやっている鈴木さんから紹介してもらった小森谷 浩志さんの著書です。

私はマネジメントでミンツバーグが大好きです。

ミンツバーグは、アートとサイエンスとクラフトの統合が重要だと言っています。

まさにそうだと思っています。

小森谷さんは、ミンツバーグに師事し、ミンツバーグのマネハプ(マネジメント・ハプニング)を広めようとこの本を書かれました。

理論と実例と物語が載っていて、とても読みやすいです。

理論はマネハプ。

実例は6社の事例。

物語は、とあるスーパーに改革を任された主人公の話が、章ごとに書かれています。

この話を読むだけでも、マネハプの効能が分かります。

ちなみに章立ては、以下のようです。

序:あきらめ職場が動き出す

1:整理する:職場を動かす第一歩

2:最初の一人に話してみる:共感すると仲間と対話して内省を深める

3:同じ階層で語り合う:仲間を増やし、習慣化する

4:職場でも広めてみる:職場でマネハプを始めてみる

5:6つの先進事例に学ぶ

6:更なる成長に向けて:組織成果につなげていく

参考までにミンツバーグが唱えるマネジメントの5つのマインドセットです。

1:内省 :考える時間の確保の工夫

2:分析:定性情報を読み取る。現場感。

3:広い視野:異質への好奇心。自然と様々な観点

4:協働:自分の限界への認識。助けを求めることに抵抗なし。業界を超えたつながり。

5:行動:押してダメならひく。理解を得られなくてもチャンスをうかがう。

お薦めです。

▼前回のブックレビューはこちら


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