2016年 100冊目『パナマ文書 : 「タックスヘイブン狩り」の衝撃が世界と日本を襲う』
「ハロー、私はジョン・ドゥ。データに興味はあるか?」
「ジョン・ドゥ」とは、イギリス圏の裁判で実名が公表されては困る人物、あるいは身元不明の死体に用いられる仮名。
「パナマ文書」として世界を揺るがしたスクープは、南ドイツ新聞へのこの一通のメールから始まった。
こうして、本書の著者である南ドイツ新聞のジャーナリスト、バスティアン・オーバーマイヤーのもとに214,000 の架空会社が関係、1,150万件にものぼるデータが秘かに送られて来ることになったのです。
文書の出どこ