休職日記_20240611

鬱。ここ何回かの日記を読んでいただければ顕著だが、言葉が上手く紡げない。それでも書くのは他にやることがないからである。鬱だとストーリーのあるものを読んだり見たりするなど負荷の高いことができないのだが、私にとっていちばん負荷の低い行為であるTwitterは使用時間を制限している。
休職の期限が迫っている。9月頭には自然退職だ。サラリーマンに戻れる気なんて全然しないのに、他に食っていける技術は何も持ち合わせていない。社会に帰属できない自分があまりにも惨めで、何者にもなれないことが不安で不安で、昨晩わんわん泣いてしまった。頓服を飲んでも睡眠薬を飲んでも暗い気持ちが晴れなくて眠れず、深夜3時に彼氏に電話してあやしてもらってようやく寝落ちできた。そんな絵に描いたメンヘラムーブがあるかよ。
今日は健康診断。起き抜けから重力に勝てず、時間ギリギリに追い込まれてからやっとベッドを降りた。嫌々会社の最寄り駅に向かいながら「大河よ共に泣いてくれ」を聴いていると、死んでまで希望を抱いて頑張っているフランシュシュと自分を比べて電車の中で危うく泣きそうになる。私が大河なのかもしれない。あと、社畜していた頃にゾンビランドサガ1期のベストアルバムを聴いて自分を無理やり奮い立たせて会社に行っていたので、体がそれを思い出したのだろうか。
鬱モードなのでとにかくテンション低く健診をこなしていたら、何度も体調不良がないか聞かれた。立ちくらみとかないですか? 飯を食わないと割とふらふらするタイプなので、正直あったのだが、早く終わらせたくて適当なことを言っておいた。採血が苦手で寝転がって受ける。昔から変な病気にばかり罹るもんで、先日まで入院もしていたわけだから、人生のうちで人よりたくさん採血をされているはずなのだが、一向に慣れない。普通に痛くね? 痛いのも苦しいのも大嫌いだ。
不整脈が悪化しているらしく、精密検査を勧められた。めんどくせえ。心電図で毎回引っかかるしその度特に何も言われないから今回もと思っていたのだがそうも行かないくらいらしく、めんどくせえ。高校生のときに精密検査を受けています、とゴネてみたが、ここ2、3年で受けていないとねぇ……と言われて結局行くことになった。めんどくせえ。
採血痕の絆創膏が乳首みたいでキモいなと思って取ってみたら全然止血されてなかったので改めて貼り直した。
家に帰って寝ようと思ったら、親から電話が来た。用事ついでに顔を出しに来るらしい。待ち時間で寝て、やって来たから話して、外に連れ出されてご飯とジェラートを奢ってもらい、解散してからまた寝た。いつも無理やり図書館に行って外出ノルマを消化していたのだが、今日は精神的限界が来ていて家で休む気満々だったので、親が襲来してくれてちょうどよかったかもしれない。
寝てたせいで記憶が飛んでいて他に特に書くことがないので、とはいえもう1200字も書いているが、ともあれ肩までしかないヒト型擬きロボを見てくれ。

最初こそヒト型になりきれてなくてなんだか哀れだと思ったのだが、人間至上主義過ぎたかもしれないと少し反省する。意識がレイシストだ。これは機能美を追求した結果なのだろう。あるいは、ヒト型になりきれない自分と重ね合わせたか。半端にヒト型に作っておいて、半端に発達を終わらせて。馬鹿馬鹿しいな。彼ないし彼女は笑顔じゃないか。

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