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失敗を引きずらない考え方

こんばんは。

失敗、失恋、、、”失”の付くものって引きずりがちですよね。

人間はほとんどの人は感情が伴う生き物なので、完全に引きずらないことは難しいですが、なるべくならマイナスの気持ちは引きずりたくないのではないでしょうか。

私自身、完璧に引きずらないことができるわけではないですが、ある考え方を持つことで、そこそこ軽減され、結果的に自分の感情のコントロールができるようになったのではないかなと思いますので、ここで紹介します。

前提、なぜ引きずるのがよくないと考えるのか

まず、どう考えたら引きずらないかの前に、私が、”なぜ引きずるのがよくない”と考えているのかについてお話します。

主に下記3つの理由です。

  • ”引きずる”という感情はプラスのものを生み出さないから

  • 気持ちを引きずったまま何かをしてもいい結果になりにくいから

  • マイナスな感情は更なるマイナスを引き寄せるから

こんな感じです。

昔からスポーツなどでは、『平常心で臨めよ』などといったアドバイスがあります。

そのことから大体の人は、『何かをするときは平常心で臨むのがよい結果を生む可能性が高い』ということを把握しているといってもいいかもしれません。

そう考えた時の”引きずる”という感情は、これは平常心ではなく何かしらのマイナスな感情なわけです。

その結果、『平常心が最もよい結果を生む可能性がある≒マイナスな感情ではいい結果を生まない可能性が高い』といった式が成り立ち、引きずった状態のまま動いた時はいい結果を生まない可能性が高いわけです。


じゃあ、どういう風に考えてあげればそれが軽減されるのでしょうか。


後々どうでもよくなるようなことは、実質この瞬間からどうでもよい

こう考えるわけです。

ちょっとわかりにくいかもしれないので、いくつか例を出します。

例1『仕事での失敗』

仮に、発注を受けたのに申込書の発行を忘れていて納品が予定よりすごく遅れてしまったとします。

会社としての考え方にもよりますが、結構なミスと捉えられる可能性があります。

気づいた瞬間は冷や汗が止まらないでしょうし、さらに自分のミスであれば、何とか自分のミスじゃないかのような要因を探してしまうかもしれません。

そしてリカバリーするために、イレギュラー対応であっても即納品するとか、クライアントに謝罪をするとか、すぐに何かしらの対処は必要になるでしょう。

けど、その対応が終わった後に、そのミスを”引きずる”必要なないのです。

”後々どうでもよくなるようなことは、実質この瞬間からどうでもよい”

こう書いたように、例えば、あなたが数年後転職でもしてそこでも数年経ったとします。

そうなった時の、前職での数年前のミスって誰が覚えていますでしょうか。また、未だに気にしてチクチクと嫌味を言ってくる人はいますでしょうか。そして、転職して数年経った後でも、あなた自身はそのミスを昨日の事かのように引きずったりしているでしょうか。

おそらく皆無かと思います。(チクチク言ってくる人がいればその人とは縁を切ってください(笑))

このように、人間には”忘れる”という素晴らしい機能があり、時間が経てば、そこそこの大きなミスでさえ基本的にどうでもよくなり誰も気にしていません

しかもそれは、数秒前であっても数年前であっても変えようのない過去なわけです。

そのことからも、「後々どうでもよくなりそうだな~」と思うようなことは、過去は変えられないので、今この瞬間からどうでもよいと思っても結果的に同じということです。

「ミスしてしまった・・どうしよう・・」などと考えている暇があるのであれば、「これからミスしないように〇〇のルールを設けよう!はい、終わり!ミスを繰り返さない仕組みはできたからもう過去の事は関係ない!」と、いつも通り平常心で仕事をした方がよっぽど生産性が高くなります。

よく「今となっては笑い話だけど~」という話はよく聞きますが、究極、ミスの翌日にそれをやっちゃうぐらいの感じです(たぶんもう一回怒られますが(笑))


例2『失恋』

これもよくあります。

「彼氏(彼女)に振られて1か月立ち直れない・・・」

この時間、正直無駄です(笑)

周囲が励まそうとして声をかけても、「だって今までで一番好きだったもん・・」などと言います。

そしてそういう人は、その前の恋人に対しても、”今までで一番好きだった”と言っていた人です。

これを『”一番好き”の更新オンパレード』と呼びます。

けど、「2個前の彼氏(彼女)って今でも当時と同じくらい好き?」と聞くと、大体は、「そんなん今はどうでもいい」というわけです。

そうです。

これも先ほどと同じように、”後々どうでもよくなるようなことは、実質この瞬間からどうでもよい”の考え方が当てはまるわけです。

これ以降の話は先ほどと重複するので省きますが、仮に、前の恋人から今の恋人に出会うまでに100人の異性に出会ったとします。

じゃあ、次に”好き”と思える異性が現れるまで、確率論的にこれからあと100人に会えばいいわけです。

じゃあ、引きずっている1か月の時間なんかもったいなく、その1か月の時間に10人に出会うことができれば、より早く次の好きな人に出会うことができて自分自身幸せになれるのです。

このことからも、”引きずる”というのは、自分が幸せになりにくくなる行動に結びついてしまうことになるのです。


補足

念のため補足をしておくと、”引きずる”と”反省する”は別物ということは念頭に置いておかないといけないかと思います。

ミスしたけど、何の対処もせずどうでもいいから放置するというのは、社会的欲求が備わっている人間のすることではないかと思います。

けど、ミスを振り返り、繰り返さない仕組み作りや対策を考えてしまえば、その後の「あぁ、、ミスした。どうしよう」という気持ちはいらないという意味合いです。

『このような考え方をすべきだよな・・』とわかっていてもできないのが人間です。

しかし、日頃からそういう風に考える癖をつけることで、少しずつ思考は鍛えられていくものかと思います。

いきなり変えろと言われても難しいので、この考え方に共感いただける方がいれば、長い目で”思考のクセ”を養ってみてください。


(最後に)私の投稿テーマ

『イキイキと生きる人を増やす』をテーマに発信をしています。

人間関係や仕事での”不”、日々のストレスは、もしかしたら『考え方』や『捉え方』を変えることで解消されるかもしれません。

私の記事が誰かの目に触れ、考え方が変わり、イキイキと生きる人が増えることを願って活動を続けています。

他にも仕事や人間関係における考え方のヒントになる記事があるかも知れませんので、興味がある方は他の記事も見てみてください。

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