2022/11買ってよかったもの | ランナーの冬支度。
秋はすぐに去る。
そういうものとして受け入れるほかない。
ランナーは寒くても汗をかく。
寒くてもまあまあな距離をまあまあなスピードで走るから、そうなる。
快適に走ってパフォーマンスを高めることに貢献してくれたアイテムを紹介していく。
第5位
アリナミン製薬 | オスバンS
オスバンS。
ピンとこない人の方が多いと思う。
逆性石けんというジャンルの洗濯用品である。
こちらの商品は実はランナーと非常に親和性が高いので紹介したい。
この逆性石けん。
繊維に染み込んだ臭いにアプローチしてくれる代物だった。
夏場に頑張って走り込んだおかげで走力はついたが、その分だけキャップやヘアバンドに皮脂汚れが染み込んでしまっていた。
毎回洗っているし、オキシ漬けも試してみたけど。
走り終わって帰る頃には頭の方から若干臭う。
洗って一時しのぎされていた臭いがぶり返している。
そんな感覚だった。
オスバンSを試してからはその現象に悩まされることはなくなった。
うっすら臭うあの感じがなくなるだけで、若干走行効率も上がるかもしれない。
注意点としては、濃度が非常に濃いことに留意する必要がある。
希釈する配分を間違えると繊維を傷ませてしまったり、色落ちしてしまったりするらしい。
用法用量を守って汗臭対策に勤しみましょう。
一家に一本オスバンS。
第4位
江崎グリコ | パワープロダクション オキシアップ
先日のフルマラソンの立役者となっていた可能性のあるのがこのオキシアップ。
効果のほどが正確に特定できないのがサプリメントの難しいところ。
しかし、限りなく奇跡が起こりづらい競技であるフルマラソンで、自分の実力の上限に近い走りを出来たことは自身で証明できる。
フルマラソン出走記は以下。
オキシアップを前夜・当日の朝に飲んでいた。
この商品を知ったきっかけは、グループラン仲間が出走したレースで出会った速い大学生からの口コミ。というそれなりに遠いところから来た情報だった。
速い人が使っているものが市販されているのであれば、まずは試してみる(4桁で収まる額なら…！)。
半信半疑のスタートではあったものの、フルマラソンに向けたポイント練習前に何度か試しており、その効果はなんとなく実感していた。
実感するタイミングとしては以下。
心拍数が急激に上昇しづらい。(普段からそんなにしないけど)
呼吸に意識を置かなくても楽に推移できる。(これも普段からそんなにしない)
練習後半で乳酸が溜まってきても心肺の余裕度が保てる。
仮想的に粘り度というステータスがある場合、その上限パラメータが上がる感覚がある。
上記のように心肺の余裕度を保つことに繋がる効果を実感した。
公式サイトに記載されているおすすめ例としても、フルマラソンの練習にうってつけと思われる。
有酸素運動をする人 （持久系スポーツをする人）
ハードトレーニングをする人
長時間運動をする人
http://www.powerproduction.jp/products/extra_oxyup/
今後もポイント練習やレース時に摂取して、ゲン担ぎと酸素吸収効率の向上を実現していきたいと思う。
とはいえ私の課題は心肺より筋力不足。
走る以外のトレーニングをやった方が近道な気もするが、気が向かないのでまだやらないでおく。
第3位
おたふく手袋 | 冬用インナー 長袖 丸首
冬。ランニング。
最初寒い。途中暑い。帰り寒い。
気を抜けば風邪を引いてしまいそうだ。
ヒートテックでは速乾性に欠けるのでインナーを探していた。
そこで見つけたのがおたふく手袋のコンプレッションウェアだった。
ザ・化学繊維といった肌触りだが、今のところ肌のトラブルは起きていない。
これを着て走ると、それなりに汗をかいたはずだけどあまり濡れていないなと感じることが多い。
吸汗速乾機能については1000円そこそこの価格からするとなかなかのパフォーマンスを発揮してくれているように思う。
保温性についても問題なし。
コンプレッションはそこまで強くないので着心地がよく、平日のテレワーク中にもインナーとして利用していたりする。
この商品に限ったことではなく、コンプレッションウェアの良いところとして乳首が擦れにくいという副次効果もある。
ワセリンを塗る必要がないのでひと手間減らせる。
気に入ったので3着買って着回している。
1シーズン着倒して、次は類似商品を試してみるつもり。
第2位
バスクリン | 薬湯 温感EX
最近はお高めの入浴剤ばかりに手を出していたが、今更ながらバスクリンを買ってみた。
バスクリンって会社名でもあって、ここが日本の名湯シリーズやきき湯シリーズも出してるって知ってました？
私は今知ったところ。
バスクリンのラインナップの中で気になったのがこの温感EXというもの。
バリエーションやシリーズの中からどのモデルかを伝える時、〇〇味と言ってしまう癖があるのは私だけでしょうか。
母にバスクリンの温感EX味と伝えたら馬鹿にされました。
さておき。
寒くなってくるこれからの季節に、気兼ねなく使える温感入浴剤があると所謂QOLが上がる。分かりやすく上がる。
走って急いで帰ってきても身体はすぐに冷えてしまう。
疲労が抜けず、怪我しやすい身体になってしまわないように。
そのためにもこの入浴剤でしっかり身体を温める。
約30回分の量が入っていて500円そこそこ。
1回あたりに割ったらほぼ無料である。
この入浴剤で一番好きなポイントは香り。
薬湯という名を冠している通り、漢方のような身体にやさしい香りで満たしてくれる。
好き嫌いは分かれるだろうが、生薬が好きな人にはたまらないだろう。
中でもしょうがの香りが強い。
温感EXを常時ストックしつつ、頑張った日には良い入浴剤を使う。
普段使いの入浴剤としてリピートしたいと思う。
第1位
Adidas | ADIZERO JAPAN 7
一年振りにAdidasのシューズを購入した。
前回購入したのは2021年8月 ADIZERO BOSTON 10だった。
このシューズで初めてのフルマラソンを走ったということもあり、Adidasのシューズには良いイメージを持っていた。
18年程前、少年野球をやっていた時も当時は今よりも珍しいAdidasのグローブを使っていた。
あんま意識したことなかったけど、Adidas好きなんだなあ。
デイリートレーナー用途で、ジョグをメインとした練習用に購入した。
発表当時から気になっていたので、値崩れするのを待っていた。
忘れた頃にサイトを見たところ、とても好みな配色のモデルが発売されていた。
とにかく見た目が好みだった。
ジョグ用としては少々軽量なのではと思ったが、背に腹は代えられない。
好きなものは好きなのだ。仕方ない。
半額近くまで崩れていたので勢いで購入。
様々なペースで50km程走ってきたので感想を書いていく。
良かった点
色・見た目。
軽量。
反発力。
性能を鑑みて考えると価格が抑えられている。
アウトソールのグリップ力。
さすがAdidas。見た目だけでなく当たり前のことを当たり前に実装してくれている。
特に驚いたのはLightstrike Proの反発性だ。
BOSTONのミッドソールにも搭載されていたが、当時はそんな恩恵があったことをつゆ知らず走っていた。ヘビーユースの結果、現在はクタってしまっているのでこの反発力には驚いた。
NikeのZoomXの柔らかさとは感覚の異なる反発力を感じられる。
そのため、現在のMペースである3’55~4’00/km辺りでのペース走用途にばっちりハマった。
ノンカーボンでこれだけの推進力が出せるシューズは貴重だ。
使ってみた感触としてTペースまでは対応出来そうなので、MとTで履いていく。
Tペースでは少々出力を足してあげる必要があるので、結果的にカーボンより脚を鍛えられるような気もする(完全に憶測)。
もう少し走力が着いたらレースシューズとしてADIZERO ADIOS PROを検討したいと思わせてくれる。
こちらはミッドソールがすべてLightstrike Proという豪華仕様。
反発の恩恵を受けられる脚作りをしてから。
なんとなくNikeより合ってる気がするんだよなあ…。
気になった点
ヒール部のフィット感に欠ける。
アッパーのフィット感。
フィット感については少々気になった。
伸縮性のない固いアッパーを採用しているため、包まれている感覚はあまりない。
ニットアッパーほどのフィット感は求めないものの、軽量性とフィット感をいいバランスで両立してくれたらもっといいのになと、消費者の我儘をここで垂れておく。
それ以外は文句の付け所がない。
おわりに。
今回のセレクトはすべてランニングに関連するものになった。
お察しの通り、引き続きマラソンバカをやっている。
11月~12月上旬はフル1本・ハーフ2本の計3本のレースに出場したのでこの結果は必然だろう。
身体を追い込んだり労ったりしながら、年の瀬を走り抜けていこうと思う。
今月は距離を踏みたい。
脚の調子が良ければ350km到達したい。
変わらずコツコツやっていこう。
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