等価交換できるお客さんに出会えてる？「自分の値上げ」が怖いときに知っておきたいこと。

最近、「値上げが怖いんです」という相談をいただいた。

フリーランスには、自分のスキルをサービスにして手売りする人もいれば、役務提供として対組織に自分のスキルを売る人もいる。

どんな仕事の取り方でも、やりたかったことを仕事にできた人ほど、お金周りのことを決めるときに胃がギュウギュウするんだろうな、と個人で働く人の相談を聞いてて思う。

私たちは、安定や保証、色んなものをぶん投げてやりたいことで起業・独立した。だから、「やりたいことで成功できなかった」とか「売れなかった」という未来はやっぱり想像したくない。

矛盾のように思えるけれど、成功したい思いが大きいからこそ強気の値段をつけることができなくなるのかもしれない。

「お客さんに選ばれないこと」が、私たちが最も恐れていることだから。

けれど、個人事業主として生きていくためには自分が生きていくために必要なプライシングにちゃんと向き合う必要がある。

値付けが怖いからといっていつまでも低単価で自分を売り続けていると、どこまでも私たちは満たされない。

独立だろうが起業だろうが、私たちがやっていることは仕事であり、ビジネスなのだ。苦しくて、痛くて、ヒリヒリするけれど。

だから、給料が低いから給料の上がる会社へ転職するように、売上が足りないなら「売上を上げられる売り方」に変えなくちゃならない。