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【管理栄養士がすすめる】太らない1週間の食事調整法~コンビニも外食もOKです~

食事は1週間で調整できればOKです。毎日、神経質になる必要はなし!
体と心、どちらも元気になれる食事を考えてみましょう。

●こんな人におすすめの記事です。
  ・ダイエットに何度も失敗している
  ・毎日、料理を頑張ることはできない
  ・食事を毎回考えるのに疲れた
  ・外食、コンビニも利用する
  ・美味しいものが好き
  ・食べることを楽しみたい人
  ・食べることに罪悪感を感じてしまう人

頭ではわかっているけれど、できないことってありますよね。その中には「食事の調整」も入っているのではないでしょうか。「わかっているけど、できない・・・」と思っている方は、きっと難しく考えすぎているか自分に厳しくしすぎです。もっと、ゆるやかにシンプルに考えれば食事の調整はそんなに難しくはありません。
今回は、そんな悩みを解決する方法をご紹介します。

■毎日、完ぺきな食事は無理です。

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前回の記事で、「栄養バランスのいい食事」を考えないで作る方法をご紹介しました。しかし、この食事を毎日、毎食必ず食べるというのは無理があると感じています。なぜなら、飲み会も会食もあるし、思いっきりジャンキーなものが食べたいときだってある!でも、食事のバランスが崩れると健康にはよくないし、体調を保つためにはやっぱり「バランスのいい食事」が必要。
とても矛盾しているような話ですが、これを実現する方法はもちろんあります。


■食事は2種類に分けて考える

食事には2種類あります。
1つは、日常の食事つまり普通の日の食事です。「ケの食事」と言われますが最近はあまり馴染みがないので、ここでは「普通の食事」と呼びます。特別なお祝い事や行事食ではなく、毎日食べる食事、前回の記事でご紹介したような食事のことです。

そして、もう1つは特別な日の食事。「ハレの日」にいただく食事です。「ハレの日」とはお祝い事や特別な日や行事を指します。ですから、ここでは「特別な食事」と呼びます。お祝い事の席では、普段はあまり食べない豪華な食事をいただくことがありますよね。

21分のごはん

このように昔から、食事は2種類に分けられていました。しかし、少しずつ日本の食文化も変わってきました。コンビニの商品が充実し、外食のクオリティーが高く、コスパもよい。気軽に外食が楽しめます。そのため、普通の日でも「特別な食事」に近いものを食べる機会が増えてきました。もちろん、お祝い事でなくても「特別な食事」は食べてよいのです。選択肢がたくさんあることはとても幸せなことですが、その分、自分で食事の調整をする必要があります。

難しいことではありません。この2つの食事の回数を調整するだけでいいのです!

■食事は1週間で調整すればOK!

1週間に何回の食事をしていますか?
1日3食×7日で21食です。この21食を「普通の食事」と「特別な食事」の2つに分類してみましょう。今は、どちらの方が多くなっているでしょうか。理想は、「普通の食事」が7割、「特別な食事」が3割です。

もちろん、「普通の食事」が多い分には問題ありません。しかし、「特別な食事」が多い場合は調整する必要があります。

食事はコミュニケーションの場でもありますから、自分ひとりの都合だけでは調整できないこともあるかもしれません。ですが、まずは現状を見直してみて「どこなら調整できるか?」を考えてみましょう。

100%外食の人は、「普通の食事」に近いものを選べたときを「普通の食事」と考えてみましょう。

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■私はこうしています。

今回は、私が実際に日々行っている調整方法をシェアします。

私は、基本的には自炊派です。ですが、作れないときはコンビニも利用しますし外食もします。居酒屋で飲むこともあれば、フレンチのコース料理をがっつりいただくこともあります。

まず私は自分の食事を〇、△、×の3つで考えています。

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〇→自分で作った基本の食事「普通の食事」
△→コンビニで買ったり、外食だけど「普通の食事」に近い形を選んだもの
×→楽しむことを優先した「特別な食事」外食やデリバリーなど

これを毎食、記録して1週間で〇が何個になっているのかを見ながら調整していきます。
×が続いてしまったら、そのあとは〇を増やすようにしたり。△が続くときはだいたいスケジュール的に余裕がないときなので、どこかで工夫はできないかを考えたりして調整しています。(△は2個で〇1個分くらいの感覚で計算しています。)

基本的には、21食中14食は最低でも〇を目指しています。つまり、1日1食は×でもいいということ。そう考えると、わかりやすくて気持ち的にも楽に過ごせます。もちろん、もっと多くなった方が理想的ですが理想はあくまでも理想。実現できるところからはじめましょう。

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1週間の食事を「見える化」するととてもわかりやすくなります。そして、記録すると自然と自分が「何を食べているのか」を意識します。
案外、意識しないと自分が何を食べたのか忘れてしまうことはよくあります。

はじめは、食べたものを全てメモしておいたり、写真を撮っておくのもわかりやすいですよ。

まとめ

楽しいだけ、美味しいだけの食事がたまにあってもいいのです。それが食事の醍醐味。体にやさしく美味しい料理もありますが、たまには美味しさだけを求めてもいいのではないでしょうか?毎日、神経質にならずに、肩の力を抜いて体だけではなく心にも栄養を補給しましょう!

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