◉そんなプランを。

旅行に行きたいが行けない。

こんな事は誰しもある。

お仕事で休みが取れない、移動が疲れる。

などなど。

行けない理由は様々だ。

私もたまには家族で旅行に。

とも思うが我が子もまだまだ小さいので遠方にはあまり行く事ができない。

しかしながら旅行のような非日常リラックスタイムをパパは味合わせてあげたい。

なので

なかにしと行く帰ろうと思えばすぐに自宅に帰れるが何だか旅行来た感はあるよねプランを決行。

都内のホテルを予約した。

普段行かない場所でホテルからすぐにレジャー施設もある。

東京ドームシティ。

普段来ないし遊ぶとこあるし気分は旅行だよ。

連休中はどこにも連れてあげられなかったし。

休みの日は目一杯家族で遊びたい。

泊まらずともウチから来れるんですが。

それだと旅行気分が味わえない。

なかにしと行く帰ろうと思えばすぐに自宅に帰れるが何だか旅行来た感はあるよねプランのご予約をありがとうございます。

お泊まりして朝から遊園地。

アトラクションを目一杯楽しんで

Gロッソでキングオージャーのショーを観る。

「頑張れ！」

と必死に叫ぶ我が子。

　
ちなみに

我が子は一度もキングオージャーを見たことがない。

周りのお友達は熱烈なキングオージャーファンばかり。

しかし我が子からしたら

悪者が出て来てやばい時に駆けつけてくれた人。

「お侍さんせめてお名前だけでも」状態。

それでも彼は夢中になって声を出し、キングオージャーを見つめていた。凄いねヒーローは。パパもああなりたいもんだよ。いくつになってもヒーローには憧れる。45歳のパパでもね。

私が初めて観たヒーローショーは大戦隊ゴーグルファイブだった。

襲われたんだよパパは。

お父さんの膝の上に座って見てたら思いっ切り悪者が目の前に来て顔面近付けて来た。

そりゃもう怖かった。

だからゴーグルファイブが出て来た時

おせーんだよ。

と思っていた。

気を使ってくれたお父さんが色紙を買ってくれてステージ上で写真撮影とサイン会。

レッドがサインをして

ブルーとブラックがステージの両端にいて

ピンクとイエローに挟まれて写真を撮る。

子どもながらに

レッドと撮らせてくれよ。

と思った。

ショーの途中そんな事を振り返りながら

夢中になる我が子を見て

「俺も息子のヒーローになるぞ」

と決心した。

しかし私には運動神経も無いし勇気も無いしそもそもヒーローとしての器が無い。

せめて
　

全身赤い服でも着よう。

それではまた。