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嫌な記憶の薄め方

あれは中学生の頃だっただろうか?「いじめ」にあったのは。

わたしは統合失調症になる直前同級生から散々いじめられました。

クラス全体で私をいじめるのです。

正直かなりつらかった、という言葉では言い表せないくらい悲惨だった。

ものを盗まれたり、殴る蹴るは当たり前。

一番ひどかったのは顔に火傷を負わされたこと。

今は傷の一つも残っていないけど心に残った傷は今でも疼くことがあります。

いわゆるドス黒い感情というやつが湧き上がる。

10年以上経っても消えることはない。

でも、「消える」ことはなくとも「薄れた」ことは確か。

消えないドス黒い感情も時間と共に確実に薄れる。

それを加速させる方法は私が思うに「今を幸福に生きる」ことに尽きる。

毎日の「楽しい」「嬉しい」「面白い」ことに目が行けば「過去の変えられないドス黒い感情」なんて構っている暇はない。

少なくとも私は趣味の燻製作りをしている時に「ドス黒い感情」を抱いたことはない。

どこかの国の格言に「善く生きることが最高の復讐だ」というものもある。

「辛い過去」と「最低な他人」は変えられない。

でも「現在の自分」は変えられる。

そう思って今に集中して生きればきっと「ドス黒い感情」もいつか薄れていくに違いありません。

だから、私からのメッセージは「今を善く生きろ」だ。

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