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【カルタを作るに至った私の願望】

ここいらで私のストレスフリーカルタにかける思いを言語化しておこう。
ストレスフリーカルタとは「カルタで遊びながら楽しくストレス解消法を学ぶ」という画期的なツールだ。
なぜ、私はそんなカルタを自作してクラウドファンディングまで行っているのか?
その理由はいろいろある。
でもやっぱり一番大きな理由は「罪滅ぼし」とか「無念を晴らす」になると思う。
なんか意外だろう。
カルタで遊びながら楽しくストレス解消法を学んでいただきたいと思っている人間が「罪滅ぼし」とか「無念を晴らす」なんて言葉を使うなんて。
でも、このストレスフリーカルタは3年前の忌々しい事件が関係しているから、どうしても「恐ろしい言葉」を使わざるおえない。
3年前何があったか?
思い出すだけで忌々しい出来事、私の最愛の姉が自らこの世を去ったことだ。
当時姉は重い統合失調症を患っていた。
私も統合失調症を患っているが姉はかなり重篤だった。
だから、病院に入院していたんだが、9月の美しい月に照らす中、この世を去った。
多分、闘病によるストレスに耐えられなかったのだろう。
いつも姉は「苦しい、苦しい」と口癖のように言っていた。
「こんな病気じゃなければ、良いのに」
とにかく、病気が発症してから10年以上ストレスフルな日々を過ごしていた。
入退院を繰り返して本当につらそうだった。
そんな地獄のような日々に疲れてしまったに違いない。
自らこの世を去るという決断をした。
でも、私にとって姉は大事な家族だった。
生まれた時から一緒の家で暮らした家族だ。
年齢も二つしか違わず、周りからは「双子のようだ。」「仲がいい姉弟」と言われていた。
実際、仲は良かった。
小さい頃は一緒に寝食を共にして遊びあった仲だ。
わたしが夜怖くて寝れない時は私が寝るまで起きていてくれた。
なかなか友達ができなかった私の遊び相手をしてくれた。
私のつくるお菓子を「うまい、うまい」と口に頬張ってくれた。
成長してからは、お互いの共通の趣味(アニメや漫画)について語り合い、笑い合った。
そんな大切な存在を私は失った。
姉のもう二度と笑わない姉の顔を見て泣き崩れた。
もう、心に虚な穴が空いてしまった。
「なんで、なんで・・・・」
とにかく悲しく寂しく、失った姉を恋しがった。
今でもたまに寂しくなる。
でも、その事件から少し経つと私の中にある一つの感情が湧き出てきた。
「怒り」だった。
なんで姉を救えなかったんだろう。
なんで防げなかったんだろう。
どうして、自分は何もできなかったんだろう。
自分の無力感にかなり絶望した。
そして、思った。
「もう、こんな思いはしたくない。見たくもない。聞きたくもない」
でも、世の中のニュースを聞けば、姉と同じ行為をする人が大勢いるのは間違いない。
正直、すごく不快だ。
自分と同じ目に合っている人が大勢いる。
そんな現実はやっぱり見たくもない。聞きたくもない。
なのにどんどん気になる。
気が狂いそうだ。
「少しでもこんな糞みたいな現実を減らしたい」
そんな気持ちを持つのに時間はかからない。
「じゃあ、自分に何ができる??」
そう考えるとまた自分の無力感に押しつぶされかける。
精神科医になろうにも自分は勉強ができない。頭も悪い。
誰かの話を聞いてあげたいけど話すのも聞くのも下手だ。
自分のは何ができるんだろう。自問自答の日々だった。
そして、ある結論に辿り着いた。
それが「自分らしく世の中を変える」ことだった。
自分には得手不得手がある。
得意なことで何か自分の願いを叶えられないか?
そう思い、いろいろ試した。
その結果、ストレスフリーカルタは生まれた。
自分のできることを精一杯使ってつくった一品だ。
これで少しでも姉のような人を減らしたい。
そして、私のような人も減らしたい。
ストレス解消法を知っていればそういう人を減らせるかもしれない。
せめて、このカルタを見て興味を持った人が「最悪の結末」を選択しないようにしてほしい。
1分でも1秒でもその決断に「待った!」をかけたい。
そんなことが実現できれば、救えなかった姉に対する罪滅ぼしくらいにはなる。
そして、ストレスフリーな人を増やし、結果的に苦しんでいる人を減らせたら、私の無念を晴らせるかもしれない。
少しでも多くの人のストレスを減らし、「明日まで生きていたい」人を増やしたい。
そのためのツールが「ストレスフリーカルタ」なのです。
私の願いが少しでも叶うために、多くの人が明日を願えるようにするためにどうか、皆さんのお力を貸してください。

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