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「今日、世界一ソウルフルで美しいと思える一曲に涙した!」

台風が接近する中、いつものようにKazuに映画に誘われて横浜から新宿に向かった。いつも、彼は何を観るか教えないが、今回はちょっとだけヒントをくれた。

「隊長の これからのビジネスのヒントにもなると思います。
全ては、繋がっている。」Kazu

確かに全ては繋がっていた・・・。
Kazuと2人でホイットニー・ヒューストンの映画も観たが、今回、ホイットニーのセリフにもシビレた。
同じく一緒に観た、「ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち」にも通づるものがあった。

今日観た映画は「メイキング・オブ・モータウン」

創設者ベリー・ゴーディーが初めて語った伝説を作るノウハウとあったが、ノウハウというより生身の人間ドラマを全編から感じ取れた。

テンプテーションズ、ダイアナ・ロス&スプリームス、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ジャクソン5・・・改めて自分自身、モータウンサウンズに影響を受けていたと思った。

創業者のベリー・ゴーディーがデトロイトだけに自動車工場の組み立てラインをヒントに組織とブランドをつくっていったが、その枠をアーティストが超えた時、もの凄いパワーのあるアーティスト作品が生まれた。ベリーに「人は車ではない」と言わしめた。まさか、音楽ドキュメンタリー映画で泣かされるとは思わなかった。

何度も聴いていた曲なのに、その背景を知ることと、今のタイミングで観ると、思わず感動して頬に涙が伝ってマスクを濡らした。これほどソウルフルで美しい歌はないと思えた。俺が世界一と思った、その歌は・・・ネタバレになるから、映画観てね!

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ベリー・ゴーディー語録で、最も頷いたのは、
「音楽は最初の10秒が勝負!」

俺の認識では、米国同時多発テロ9.11から世界の「分断」が始まったように思う。コロナ禍の今、アメリカでは人種差別問題や暴動が頻繁に報道され、日本の政治家も耳を疑うような性差別発言がニュースになっている。「音楽には、分断した社会、世界をひとつにする力がある」と信じる、すべての音楽ファンに観てもらいたい。

俺は知らなかった。モータウンには、あのキング牧師、ネルソン・マンデラ、オバマ元大統領も敬意を表明していたのを。

最後の最後まで、創設者のベリー・ゴーディとスモーキー・ロビンソンの掛け合いもいい。

音楽の可能性は、もちろん、いくつになっても自分自身の可能性も無限にあると思えた。
「オレ、来年、還暦だけど・・・やってやろうじゃん!」って。

kazu素敵な映画を紹介してくれて、ありがとう!

 人に会うって、
 自分の計算外のことが
 起きるってことなんですよね。
 「天職」秋元康

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