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「地球が家、世界中が庭!南米パタゴニア、そしてイースター島編 平 茉莉子⑤」

妻の美香は、スコットランド・エジンバラの大学を卒業しているから英語はネイティブ並みにできるし、世界中を暮らすように旅していたから、世界中に友達がいる。そんな美香が「終の棲家は南米パタゴニアがいい!」という。8ヵ月チリに暮らしていたからイースター島にも行っているし、スペイン語も堪能だ。
俺は20代からずっと世界を旅してきたが海外に長期で住んだ経験がない。「家族で暮らすように旅したい!」と思ったのは美香の影響だ。

ただ、隊員まりこの写真を見るまでは、ここまで「パタゴニア」に行ってみたいとは思わなかった。いつか家族と仲間と行ってみたい。俺はいつしかカメラを持たずに旅するようになったが、旅する人はカメラ好き、旅人から写真家になる友人も多い。

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まりこ、素敵な写真をありがとう。
先週に引き続き、今日も隊員でマブダチまりこの思い出写真を共有したい。

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◉パタゴニア  朝日に照らされる姿が美しいフィッツロイ山や、秘境の地と呼ばれるマーブルカテドラル。この地域は、バスの便が乏しいため、ヒッチハイクをしている人も多い。行き先が同じ仲間と共にテントを担いで大冒険!出逢ったばかりの仲間とはまるで家族のように仲良くなった。次々と現れる景色が本当にサプライズの連続で、これまで見たこともないほどに色鮮やかで美しかった。この星に生まれてきてよかったと心から思えた地域!世界を出逢えば出逢うほど、自分の中のいろんなものが輝いていった。
まりこ

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◉チリ・イースター島  生きる世界を広げてくれた場所!360度海に囲まれた島、イースター島。ここでは、毎日必ず繰り広がられる、朝日のショーと夕日のショーが美しい!夕方には椅子とワインを持って夕日を眺め、明け方には朝日を見に暗闇をバイクで走る。その頭上には、満天の星々!!!月が沈む時、山に反射した月明かりが雲を照らし、満天の星空にルナレインボーを映し出した。初めて見る光景に、言葉にならない喜びを感じて、決して忘れられない瞬間となった。

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キャンプサイトにテントを張り、太陽の暑さで起きる日々。テントを出ると、目の前には海が広がり、鳥たちが気持ち良さそうに飛んでいる。いろんな角度で地面から顔を出すモアイ像たちは、「好きな角度で生きたらいい」と言った。テント(マイホーム)を担いで旅をする中で、「どこに住むとかじゃない。そもそも、地球という星が丸ごと私の家なんだ!」という感覚になった。どうせ生きるなら、世界のど真ん中を、自分自身のど真ん中を!チリのラ・セレナという街では、迫力満点の皆既日食を見た。
まりこ

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人間は夢を持ち
前へ歩き続ける限り、
余生はいらない。
伊能忠敬



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