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オンライン講座 をつくってネットで売り出す方法

1.はじめに。 「オンライン 講座の売り出し方」

あなたが人に何かを教える仕事をしているとしましょう。
あなたのレッスンは価値あるものです。そのレッスンを受けている人が「今までできなかった」「今まで知らなかった」「今までやったことがなかった」という内容をカリキュラムにして教えています。

受講者はあなたのレッスンを受けて刺激を受けます。
あなたのカリキュラムにある考え方や方法論、コツやアイデアなどを知ってそれを体験します。
そしてそのカリキュラムを受講する前とは明らかに何かが変わり、
その結果として「今までできなかった(知らなかった)ことが少しできるようになった」と実感するのです。

レッスンが終わり、あなたは感想を聞きます。そして握手をしてそのレッスンを終えます。
しばらく休憩してまた次の受講者がドアをノックし入ってきます。

そしてあなたは言います。
「さあ、はじめましょうか。」


このようにOffJTのレッスンや授業を行う講師業やインストラクター業を仕事にしている人はたくさんいます。
会議室や教室、スタジオなどの室内で教えている人もいますし、ビーチや公園、山や川岸などで教えているアウトドア派もいます。
また、実際に「教える」仕事をしていない人でも、自分の経験を振り返ると「自分しか知らない」こと(知識や経験)をたくさん持っています。
気付いていないかも知れませんが、人生にはそれがビジネスに関わらない経験でも「できなかった頃」から「できるようになった自分」の、その間にあるコトをカリキュラム・オンライン授業にすれば、それを必要と思う人はいます。

例えば、「どうしても逆上がりができない」小学生が「逆上がりが標準以上にできる」ようになったとします。
その間にあるコトが気になりませんか?
まさにその「コト」を欲しいと思う人がいるのです。
その情報を必要としている人は全国にいるのです。

それをネットで売れるオンライン商品(教材 商品)にする。
そのオンライン商品を買ってくれた方と繋がる。
その人があなたのファンになるかも知れない。ファンになる可能性は高いでしょう。
講師業を仕事にしている人はもっと手っ取り早い。
今やっているカリキュラムを整理してオンライン商品化すればいいのです。
ただし!それにはノウハウが必要です。あなたのオンライン商品をネットでどんどん売れるようにするためにはノウハウが必要です。

それを学びましょう。それを知りましょう。
そしてそれを正しく理解して、あなたの商品・教材をオンラインで売りましょう。
それはまさにこれから発展していくビジネスモデルだと言えます。
個人がオンライン商品を世にローンチしていく時代がやってきているのです。

2.オンライン商品(ハウツー教材)とは何か

これは私のオンライン商品に対する定義なのですが、私の中では「価値ある情報をデジタル化したもの」と捉えています。
私がその中でもトレンド化されていると感じているのはオンラインデジタル教材です。
オンラインデジタル教材というのは、「読むもの」「観るもの」「聴くもの」に集約されます。

例えば「オンライン動画」であり「電子書籍」であり「ウェビナー」であり「WEBラジオ」もそうです。
具体的なツールでいうと、Youtube(ユーチューブ)、amazon kindle(アマゾン キンドル)、issuu(イシュー)、zoom(ズーム)、Podcast(ポッドキャスト)などを使ったものをイメージして貰えば分かりやすいと思います。

2020年の情報商材・市場規模は年間1,000億円を超えると言われています。
新型コロナウィルスの影響を受けて、オンライン商品の需要は変化し、そして急激に成長していくでしょう。
なぜならばオンライン商品の普及には「教育そのものの変化」という時代変革が関わっているからです。
ビジネスの情報・教育、資格取得等の情報・教育、専門的なソフトウェアのハウツー、そして学校教育。
それらはこれからどんどんオンライン化が進みます。

形も様々です。
私たちも導入していますが、ホワイトボードアニメーションをYoutubeで公開してすでにYoutuberになっている人もいます。
人の脳はホワイトボードや黒板に書かれていく情報と耳で聴く情報を同時に得ることで動画(撮影動画)で同じことを説明されるよりも理解力が高まるというデータもあるようです。
一度比べてみてください。情報を理解する目的で2つの動画を観るのです。

ひとつは人がカメラに向かって説明している動画。
もうひとつはホワイトボードアニメーション。
同じ内容を説明しています。
コンサルタントさんが画面に向かって説明している動画と、ホワイトボードに要点が書かれていき、コンサルタントさんの顔は出ず(出てもワイプだけ)説明する声だけが聞こえるホワイトボードアニメーションのどちらが有効的か、すぐにわかります。

何が言いたいのかと言いますと、
オンライン商品を作るための形はいろいろある。無料のものもあるし有料のものもある。
自分の頭の中にある知識やイメージだけで突っ走らないことです。
ホワイトボードアニメーションを例に出した私が言いたいことは、
今やツールはなんでもある。どれをチョイスし何を使ってオンライン商品を作るか。そしてそれを何で仕掛けるか。
そこを考えることはまず第一歩なのだということです。
そしてあなたの作るオンライン商品は何か。そこにニーズはあるか。そのオンライン商品を欲しいと思っている人はいるか。
そこの考えをまとめることから始めましょう。


3. オンライン商品が生み出す大きな利益

オンライン商品を作ってそれを販売し、それが売れていくという流れができた時に、このビジネスはあなたの生活環境をも変えます。
このビジネスのメリットは「オンライン商品が売れて収入が入る」ことだけではありません。
このビジネスモデルは本当に優れたものです。それをまとめてみました。

1.働く時間の制限がない
もしあなたが今サラリーマンだったら、働く時間は会社が指定するでしょう。
休日も然り。年間休日は会社が決めるし、残業だってある。
オンライン商品を販売するビジネスモデルにはその制限がありません。
自分が決めればいいのです。
新しいオンライン商品を作るために月間7日だけ働こう。でもいいのです。
休んでいる間もオンライン商品は売れているし、もっと収入を増やしたい人は新しいオンライン商品をどんどん作って商品棚に増やしていけばいいのです。すべて自由です。

2.初期費用が低い。
このビジネスモデルには「仕入れ」や「在庫」はありません。せいぜいパソコンやネット環境、サーバーやドメイン、ホームページ。あと動画を撮るためにスマホは必要かもしれません。すべてすでに持っているもの?
そう、あとはあなたの頭の中にある「ノウハウ」が必要です。

3.どこでも仕事ができる
この仕事にオフィスはいりません。
つまりパソコンがあればどこでも仕事ができることになります。
カフェでもいいし、気候の良い日だったら公園でも仕事ができます。
新型コロナの外出規制が出ても仕事自体は影響はありません。その場合でも自宅で100%仕事ができます。

それはオンラインの最大のメリットとも言えます。

4.利益率も高い。
私たちが言うオンライン商品は「作ったものをオンラインで販売する」と言うものです。
したがって、そのオンライン商品を購入する人がいたら自動的にダウンロード(またはオンラインで視聴)される仕組みを持つと言うことです。
購入者があらわれてもあなたは何もすることがありません。
出荷をしなくてもいいし、納品もしなくていい。
その意味で、オンライン商品を制作するためにかかった費用を上回る売上が立てば後は利益です。

例えば、販売価格2,000円のオンライン商品を販売したとします。
そのオンライン商品の製作費は撮影場所を借りた3,000円とFacebook広告10,000円。合わせて13,000円だったとすると、7本売れればあとは利益です。
最終的に100本売れたとすると売上200,000円に対して経費は13,000円。売れた数によって利益率は変動しますが、費用対効果が高いビジネスだと言うことは明確でしょう。

5.副業やサイドビジネスから始められる
ひと昔前はサラリーマンの副業はご法度でした。
今もそういう古い考えの会社もあるとは思いますが、世間の常識レベルでは副業は認められ始めています。
個々が収益を得る能力を身につけることは国の政策でもあり、納税対策でもあるのです。
このビジネスの特徴は「副業から始められる」という点です。
初期投資が低いところもそうですし、休日だけを使ってオンライン商品を作っていくことも可能だからですね。


4.オンライン商品をネットで販売するために必要なものは何?

あなたがオンライン商品をネットを使って販売していくために必要なことは、「あなたはすでにその必要な能力を持っている」という事実を知ることです。

ネットでオンライン商品を売るために必要なスキルは「オンライン商品を作ること」を除けば、
「インターネットを使うこと」「Eメールを送受信できること」「フェイスブックやインスタグラム、ツイッター、YoutubeなどのSNSを使えること」「スマホで通帳残高をチェックしたり振込などができること」「amazonや楽天市場で買い物ができること」など日常であなたがやっていることだけです。

世界には私たちがもう当たり前だと思っているインターネットを使う。スマホを使う。ということができない国や人がたくさんあります。
しかしこの記事を読んでいるあなたはそうではないはずです。
実際にインターネットを使ってこの記事を読んでいます。
つまり、この記事を読める人はすべてが「オンライン商品をネットで売るために必要なスキル」を持っているということです。

5.どんなジャンルがオンライン商品に適しているのか

それでは実際はどんなネタがオンライン商品になり得るのか。
そこを明らかにしていきたいと思います。
明らかにしていくと言いましたが正確にいうと「あらゆるネタはオンライン商品を通じてビジネスになる」。
それが実は正しい言い方です。

ビッグワード(言わずと知れた高いニーズ。例えばダイエットとか)だけではなく、
ロングテールワード(ダイエット→楽→軽い運動→自宅で10分。など)や
ニッチワード(需要の数は低いけど興味ある人にとっては欲求の強さがある。例えば、30日で滑舌を良くする自宅トレなど)でも大丈夫です。

あなたのそのハウツーを欲しいと思う人が購入します。

その他、私が思うジャンルをいくつか書き記します。
あくまで今私が思い付くだけの内容の一部ですので、これ以上も必ずあります。
どうぞ参考にしてみてください。

【 私がオンライン商品にできると思うジャンル 】

「美しく魅せる」

1.バストアップ法
    2.ヒップアップ法
    3.二の腕引き締め方

※その他類似ジャンル

※美しく魅せることへの欲求は女性なら誰しも持っています。
あまりにもニーズが大きいジャンルであり、切り口も「美容整形・エステ・スポーツ・メイクアップ・ファッションなど」幅広く、抽象的になりやすいジャンルでもあります。
ここはできるだけニッチに「箇所」や「状態」を改善する方法にしてシリーズ化することをお勧めします。



「誰にも知られずに習得したい」
1.音符の読み方、書き方
   2.ギターで弾き語り(1曲マスター版)  
3.上司が驚くプレゼン力
   4.手品
   5.東西南北がすぐにわかる方法

※誰にも知られずに変身したい願望が人にはあります。
「えっ?いつのまにこんなことが?」と言われるその瞬間を想像して、人はそのノウハウを欲しがるのです。
また、皆が「知っていて当然」だと思っていることを実はよく知らない。
そんなことは誰にでも多少はあるものです。
そこをオンライン商品にすることでニーズに当てはまった人にとって、強烈に価値ある商品になるのです。

「自宅で運動」
1.〇〇が改善できるYOGA   
2.自宅で1日5分の筋トレを30日で腹筋を破る方法
※運動系はただ運動するというよりも「効果」や「ストレス発散」などの「運動する目的」を付加させるとよりオリジナリティーが増します。

その他にもいろいろあります。
ここではその一部をチョイスしましたが、あなたが持っているノウハウやハウツーもオンライン商品になるはずです。
ぜひ挑戦してみてください。


6.まとめ

いかがだったでしょうか。
オンライン商品とは、なにも資格に通じるスキルや学業だけではありません。
ちょっとした「今さら人に聞けないな」と感じることでも充分にオンライン商品になり得ます。
そこにニーズがある限り。

この時代、もうどんな変化が経済界に起こっても驚かなくなってきました。
それほど時代の流れも変化も激しいです。

いろいろトレンドは変わると思いますが、ネットを使ってビジネスを繰り返す。
これは少なくとも数十年は続くでしょう。
インターネット上に価値あるコンテンツを発信する。
それこそが未来をつくる施作だし、特に小規模事業者、中小企業経営者が今取り組まなければならないテーマだと思うのです。

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