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「イイもの」 をつくる能力と、それを繁盛させる能力。

こんにちは。七夕の雨を恨めしく眺めている 中村です。

今日はオンラインビジネスについて書いていこうと思います。
どうでしょう、皆さんはオンラインビジネスをやっているでしょうか。
世の中にはいろんなオンラインビジネスがありますが、意外に身近でしっかりとオンラインビジネスを成功させている人は少ないと思っているのではないでしょうか。

なぜそんなことを言うのかというと、
オフライン(リアル)でビジネスをしているうちの顧客に「オンライン化」を勧めると かなり高い確率で
「そうは言っても私の経営仲間はまだそこまでやっていないからなあ」と言われるからです。

すると私はこう言うのです。
オンライン化ができないと、5年後は何も売れなくなりますよ」と。

まあこれは企業の経営者の話し。個人事業主さんや数名でやられている小規模事業主さんは考えたことはあるんじゃないですかね。
それだけ「人がものを買う行動」がオンラインに大きくシフトしているということですね。


時代は5G。進化し続けるネットビジネスの世界。

”人と会えなくても売上が上がるような オンラインの収入源を作りたいけど どうしていいかわからない..."

"自分が働き続けないと収入が止まるのでこの先、体力が続くのか不安を感じている..."

"時間、商圏に限りがあって 売上の限界を感じている..."


これはオフラインで頑張ってきた社長が思っている現状。
頑張っている人がきちんと成果を出す社会。それが私にとっては価値ある社会だと思っています。ちょっと古臭い考えかもしれないけど
”頑張り屋さんが報われる社会” が私にとっては理想なのです。

でも現実はというとそうじゃない。
「良いもの」であれば「売れる」ということではないし、
美味ければ繁盛するわけじゃない。
「美味い」というのは繁盛する「ひとつの要件」ではあるけれど、すべてじゃない。イコールでもない。

僕がなぜこの仕事をもう10年以上もしているのかというと、その隙間にある「ギャップ」をノウハウで埋めたいと思ったからです。
「イイモノ」がちゃんと売れる世の中が良いと思うからです。

頑張っている日本の社長が「売れない」という結果にならないように。
すべての"頑張っている人"が報われる社会にはならないかもしれないけど、せめて縁あって自分と出会った”頑張っている人”の
そのギャップを埋める存在でありたい。と思うからです。


イイものをつくる能力とそれを繁盛させる能力

良いものをつくる能力」。それは偉大な力です。
そして「良いサービス」は買う人に「イイこと」を提供します。
イイモノやいいサービスには、それを買った人に「いい生活」や「イイ人生」を届ける力があります。

ただ残念ながら、
イイものをつくる能力」と「それを繁盛させる能力」は異なるものです。


イイものをつくる能力
そこにはまず 優れたアイデアをカタチにする開発力が必要です。それをどう使えばどんなイイコトを提供できるかを考え、組み立てる能力です。
そしてそのスキルと同じくらいの情熱が必要で、その情熱と自身のキャリアの中で培った経験が交錯してその「イイもの」が生まれるのです。

方や 繁盛させる能力 とは、
それを「欲しい」と思う人がどこにどれだけいるのかをリサーチできて、
より多くの「欲しいと思う人たち」に「それを知ってもらうためのハウツー」が必要です。
それだけだと知ってもらえるだけなので、
それが自分にとって価値あるものだと認識してもらうための「魅せ方」。
ブランド力をつくりだす「価値訴求力」。
そしてそれを見た人が実際に購入するための「出口戦略」と販売のインフラが必要です。

イイものをつくる能力のある人が、同時に「繁盛させる能力」も持っている、いわゆるマルチスキルの持ち主は 私の経験上そうはいません。
例えば、店舗を経営しようとする人がホームセンターで材料や工具を買ってきて内装工事を自分でやってプロ並みに仕上げれる人がいないのと同じくらいの比率だと言っていいでしょう。それくらい「使う能力」が違うということです。


Japan as Number One

しかしインターネットというカタチのない世界においては、その両方を自分でできると勘違いしている人が多い。
特に「繁盛させる」という部分はオフラインでセールスの成功体験をどれだけ持っていてもオンラインでは通用しません。それだけやり方やツールの使い方が違います。


日本には「イイもの」をつくる国民性があると私は思います。
日本人には「イイもの」をつくる資質があると私は思います。

ジャパン・アズ・ナンバーワン」という言葉は 社会学者エズラ・ヴォーゲルによる書籍のタイトルですが、日本こそが「ものづくり」における世界トップの国だということを1980年代に世界中で象徴化した言葉でもあります。

それが今やどうでしょう。
確かに「性能」は世界一かもしれない。いや世界一なのでしょう。
しかし売上は? 韓国や中国に追い抜かされた分野がいくつもある。
GalaxyやHUAWEIのスマホを使っている人も多いでしょう。

それが現実です。
まさに「イイものをつくる能力」と「繁盛させる能力」が違うという象徴現象なのではないでしょうか。


イイものは「売れるようにしたい」

「イイもの」は人を幸せにしたり便利さを提供したり、何よりもそれを買った人の生活にいい影響を与えます。
それが「売れる」ことでそういう「幸せ感」を得られる人が多くなる。
それがいいし、「ものづくり」とは本来そうであるべきだと思うのです。

だからこそ「繁盛させる能力」。
それこそがこれからの5G時代に、私たち経営者が本気で取り組む課題であると思うし、
自分でやれない場合は税務会計や内装工事などのように、しっかりプロに依頼してでもやるべきだと私は思います。


# イイものが売れる世の中へ


それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょう。



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